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妊娠2ヶ月で大量出血。絨毛膜下血腫…切迫流産で自宅安静

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妊娠が分かったのは去年10月。1年半の辛い不妊治療を経て、顕微受精でやっと授かった念願の第一子でした。当時職場は忙しい時期でしたが…。「今は無理してはいけない」そう考えた私は、早めに上司に妊娠を伝え、時短勤務のお願いをしようと考えていました。

そんなある日、妊娠2ヶ月目のことでした。自宅で家事していると、急にお腹が痛みました。「便意かな?」とトイレへ行き力むと、すごい量の出血が!!その後も止まらない出血と、動けない程の痛みに、「もうダメかも…」半ば諦めてしまいました。「ごめん、ダメかも」仕事中の夫にメールし、実家の母にも「ダメかも。動けない…どうしよう?」と電話をしました。

母から返ってきた言葉は「諦めちゃいけない。私も妊娠初期、大量出血があった。でもすぐ入院して、あなたは助かった。痛いと思うけど、すぐ病院へ行きなさい」この言葉で冷静になれた私は、すぐ主治医へ連絡をし、這うようにタクシーに乗り込みました。

痛みと恐怖で泣きそうな顔で病院に到着し、車椅子で運ばれ内診室へ。先生の診断を聞くまでは、生きた心地がしませんでした。診断は「絨毛膜下血腫。赤ちゃんは無事です。でも胎嚢が押し潰されています。これ以上出血が続くと流れます」自宅での絶対安静を言い渡されました。

「母の言った通りだった。諦めずすぐ来てよかった…」無事だった赤ちゃんにほっとしたと同時に、自宅での安静生活に不安がよぎりました。夫は仕事…親は遠方…一人動けずどう生活すれば良いのか?いっそ入院した方が安心と希望も伝えましたが、「妊娠12週までは治療法がない。入院先の確保は困難。自宅でトイレ以外は安静に」との回答でした。その日は夫に迎えに来てもらって帰り、翌日駆けつけた母にお願いしたのは食品の買い出し。パンやおにぎり、レンチンで食べられる冷凍食品など、冷蔵庫いっぱいに詰め込んで貰いました。食品さえ確保できれば、何とか生活はできるはず…。

 

しかしそれからの安静の日々は、毎日が不安との戦いでした。何もできず暇なので、ついスマホで絨毛膜下血腫の体験談など検索してしまい…。「2ヶ月以上安静生活は続いた」「治っても何度も何度も出血を繰り返した」そんな大変な体験談を目にしては、「私もそうなるのでは…」不安に駆られてしまいました。不安な気持ちも赤ちゃんに悪影響。分かってはいたのですが…。

そんな日々が続き、安静約2週間目の通院で「血腫は見当たりません。心拍もしっかり見えます。もう大丈夫でしょう。」そう言って貰えました。幸い私の血腫は軽いものだったようです。

その後赤ちゃんは順調に育ち、今年6月に無事出産できました。

今あの当時を振り返って思うのは、諦めかけた私に勇気をくれた母への感謝。安静中何もできない私をサポートしてくれた夫への感謝。それと、出血が続く中踏みとどまってくれた娘への感謝です。この感謝の気持ちを忘れず、これから大切に娘を守っていきたいです。

著者:ルー

1年半の不妊治療を経て顕微受精で妊娠。35歳で娘を出産した新米ママです。

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