“子どもがやる気を出すタイミング”は突然来る！種まきの大切さに気づいた夏の出来事 by すずか

こんにちは。パパの赴任地アメリカで3歳の息子を育てているすずかと申しします。

私たちの住むアリゾナは、夏は毎日40度を越す灼熱の地です。
日差しがとても強く、外に出るとBBQの網の上で焼かれているお肉になった気分になります。

命に関わるので、昼間に公園で子供達を遊ばせることはできません。
そんな灼熱の地で、憩いの場となっているのがプールです。

アパート（日本で言うマンションのような集合住宅です）にはほぼ間違いなくプールがついています。 庭にプールがある一軒家も多いです。

毎週のようにプールへ入っていたある日のこと、それは起こりました。

なんと、突然浮き輪なしで泳ぐようになったのです。

1歳までベビースイミングに通っていましたが、それ以降は特になにもせず、顔を水につけて浮きに頼って浮く程度。 泳ぎ方を教えようとしても「やらない。これがあればうけるからいいの」と拒否。

それがこの日は一度水中に入ったらコツを得たのか息の続く限りバタ足をして移動したり、ジャンプして潜ったり、心から楽しそうに水と戯れていました。

「どうして突然泳げるようになったの？」と聞いたら「あのね、できるっておもったの。いるかさんみたいだった？」と返ってきました。

関連記事：パパの秘密道具は100均で買った浮輪！家族そろってはじめてのプール by 育田花

日本にいるときは毎月のように水族館で魚を見たり、イルカショーを見ていたからか、息子の中に水中で泳ぐ生物のイメージがあったようです。

物事を習得させるには子供のタイミングがあると聞いたことがありましたが、このことか！と実感した出来事でした。

子供がやる気を出すタイミングはいつになるかはわかりません。 来たる時のために、色々な情報を様々な角度から与え、物事に対する具体的なイメージを持たせておく事が大切なんだと気付かされました。

アリゾナの夏はまだまだ続きます。 息継ぎを練習しはじめた息子の泳ぎがどこまで上達するかそっと見守りたいと思います

次回エピソード：子ども用の無料フルーツ!? 息子のハートをがっちり掴んだアメリカのスーパー　by すずか

前回エピソード：渡米フライト中ずっと息子は膝の上。動けない、眠れないって地獄…！＜後編＞　by すずか

著者：すずか
子どもの年齢：2歳

産休を取得して出産をしましたが復帰後、パパのアメリカ赴任に帯同するために退職。2018年の冬にサボテンとグランドキャニオンの地、アリゾナにやってきました。苦手な英語と奮闘しつつ、ゆるゆると子育てをしています。

インスタグラム：＠suzuqua
ブログ：ちっちたー

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。