こんにちは!あいです。
今回は妊娠生活の思い出で、心に残っているエピソードをご紹介します!
妊娠5ヶ月が近くになってきて、つわりも徐々に落ち着いてきた頃…
私は仕事にメラメラ燃えていました。
この頃の私は、つわり中にたくさん休んで迷惑をかけてしまったのと、産休で仕事に穴を開けてしまう申し訳なさを常に感じていました。
その分を少しでも取り戻したくて、働けるうちに目一杯役に立とうと、必死に動いてアピールしていました。
恵まれた職場だったので、妊婦の私を周りの皆んなで気遣って、体を動かす仕事や残業になりそうな仕事は回さないように調整して頂けていました。
しかしメラメラしている私は
「そんな気遣いは不要です!私もっと働けます!」
と言わんばかりの勢いで仕事を回していました。
ここだけの話、会社では平気な顔を装っていましたが、つわりが完全に終わっていないのでトイレでぐったりしてしまったり、帰りの電車で気持ち悪くなってしまったこともありました。
しかし、そんな体調不良を押してでも会社で認められたい私は、アクセルを踏み続けていました。
ある日、職場の尊敬する先輩ママからランチのお誘いを受けました。
仕事もできて人柄も良い、この先輩が私は大好きでした。
毎日全力で働く私を気遣うお言葉を頂きました。
妊婦を経験したこの先輩から見ても、この頃の私は頑張りすぎだったようです。
「無理しないように…」
周りの皆んなから、何度も言われた言葉でしたが、私は素直に受け入れられませんでした。
どこまで甘えて、どこまで頑張ればいいのか、その見当がついていませんでした。
なるほど…
皆んなは私に、楽をさせたいから仕事をまわさないのじゃなくて、お腹の赤ちゃんを守るために仕事をセーブさせてくれていたんだ…
その好意を無駄にするのも、しないのも、私次第なんだということに気付きました。
この言葉のおかげで、自分自身を納得させることができました。
自分の存在意義を求めて必死に走り続けていた私のアクセルを緩やかにしてくれた先輩の言葉はとてもありがたかったです。
仕事は代わりがききますが、母に代わりはいません!
頑張ることは悪いことではないと思いますが、無理のしすぎは禁物です。
これからは私みたいにアクセルをふかし続けている後輩ママがいれば同じように気を遣ってあげたいなと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あい
年齢:30歳
子どもの年齢:0歳
2018.5.6 長女(ゆいどん)誕生。 ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママです。 育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーにブログやインスタグラムで漫画を描いています。
インスタグラム:@yui_dondon
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