夏休みが始まり、兄弟で1日中一緒にいると回数が増える『兄弟げんか』…。
おもちゃの取り合い、おやつのバナナの大小、どっちが先に歯磨きの仕上げをしてもらうかなど、、、毎日毎日些細なことで揉めるので頭を抱えています。
最初のうちは放っておくのですが、そのうちヒートアップして手や足が出る子どもたち。そうすると私も黙っているわけにはいきません。
私はいつも手を出した方に真っ先に『ごめんなさいは?!』と謝らせます。どんな理由があろうとも手を出した方が悪いのに、怒られた方は腑に落ちない様子…。
私の『ごめんなさいは?!』がなくても自分で反省して謝って欲しい。と思っているのですが、それがなかなかできません。
そんな時、長男が公園で小さな子が遊んでいたボールを勝手に奪ってその子を泣かせてしまいました。私は長男を叱りつけ、泣いていた子に謝りました。
もう年長さんなのにこんなに小さな子を泣かせた上に、すぐに謝らなかった!
私が『ごめんなさい』と言えない長男にイライラをつのらせていると、長男が小さな声で呟いたのです。
その時、私は長男の『ごめんなさい』を言う機会を奪っていたことに気付きました。長男は謝らないといけないことを分かっていたのに、私が割り込んで口を出したせいでタイミングを逃していたのです。
兄弟げんかでも似たようなことがありました。
先に手を出した方が私に怒られている時、とにかく謝らせることが第一だと考えていた私は「でも…」「だって…」と話し始める子どもの言葉を遮って言い訳を禁止してきました。
手を出してしまったことはいけないことです。しかし、そこに至った経緯を聞かずに謝らせることは私の自己満足に過ぎません。
子ども同士でトラブルが起きた時、大人の役割は善悪をハッキリさせて謝らせることではなく「ケンカをした当事者の言い分をしっかり聞くこと」「相手がどんな気持ちか理解させること」「叩く以外の方法でどうすべきだったか考えさせること」です。
私はそれらをすっ飛ばして、謝らせることに固執していました。子どもたちが不満そうにするのも納得です。
夏休みはきっとたくさん兄弟げんかが繰り広げられるでしょう。
私のこの夏の課題は「子ども同士のケンカが起きた時に、双方の話を聞くこと」です。根気強く頑張ります!
著者:ぴよととなつき
年齢:華の30代♡
子どもの年齢:年長と年少
関西出身の母が、ツッコミどころ満載な息子たち(&夫)と過ごす毎日をインスタグラムに投稿しています。東京に引っ越してきたものの、外出先は公園と児童館なので都会にいる実感はない…。
書籍:『#ピヨトト家~うちのアホかわ男子たち~』(
instagram:@naxkiiii
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