こんにちは、育田花です。
令和に入ってすぐに第4子長女を出産し、はやくも3ヶ月が経ちました。
そんな娘と共に退院してしばらくしてからの出来事です。
産後1カ月経つか経たないかのある夜の夕飯時。
ラックに娘を乗せていたところ、4歳の次男が片側に体重をかけて眺めていました。
ラックの片側に体重をかけないように日々言い聞かせてはいましたが、なんだか危ない状況かも…?と思った矢先、
わぁぁぁあああ!!倒れた!
嫌な勘ほどよく当たります。
娘の頭が載っていた方からラックが傾き、倒れてしまいました。
体重をかけていた次男も思いっきり尻もちをついていましたが、顔を真っ青にして震え、泣きながらもすぐに起き上がり、娘に駆け寄っていました。
夕飯準備をしていた私は一瞬固まってしまいました。
実は過去にもこういうことがありました。次男が赤ちゃんだった時に、長男もラックをひっくり返したことがあったんです。
即座に過去のことを思い出し、
側で家事をしていた夫とすぐにアイコンタクトをぶっ飛ばしあい
夫はまず真っ先に泣きじゃくる次男を抱きかかえました。
そしてそのあと私が娘を抱きあげました。
そして一番先に次男のことを心配をして2人で優しく声をかけました。
この時、ラックを倒したこと、妹を危ない目に合わせたことについては一切叱りませんでした。
だって、次男も転んで痛かったはずなのに、あんなに泣きながらまず妹の心配をしたんです。この時点で次男は自分のしてしまったことを充分反省しているとわかりました。
自分で今回の事を理解し反省しているのであれば、追い討ちをかけるように親が叱る必要は無いと思いました。
本音を言えば、まだ小さい娘の方が心配でした。
でも、過去に次男の入ったラックを長男が倒した際、頭ごなしにきつく叱ったところ、いじけた長男が次男に一切触らなくなってしまったことがあったんです。
きっとその時長男は、真っ先に心配されている次男を見て(パパママは自分のことなんかどうでもいいんだ、次男のほうが大事なんだ)と思っていたかもしれません。
あの時、長男を真っ先に叱ってしまったことを今でも後悔しています。
実際、このことがあってから次男は娘に対して安全を保ちつつ注意しながらも娘をとてもかわいがってくれています。
たまたま目に入った時に悪い事をしていたからすぐに怒る、ではなくて悪い事をしてしまうまでの行動もしっかり見た上で注意したり叱ったりの判断ができるようになっていけたらいいなと思いました。