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大人の水ぼうそう

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我が家を襲った水ぼうそうの話です。

始まりは、5歳7ヶ月の長女からでした。

 

幼稚園が冬休みに入り、1週間ほど過ぎた12月30日。長女が37.5℃の熱を出し、昼過ぎには水疱状のできものが頭、お腹、背中、足などに数カ所。体温は38℃を超え、怠そうにしていたため、これは水ぼうそうだと確信し、病院へ。

やはり水ぼうそうとの診断を受け、よく見るあの白い塗り薬ではなく、抗ウイルス薬と化膿どめの塗り薬を処方されました。そして「全ての水疱がかさぶたになるまで外出は控えてください。だいたい1週間ほどです」と医師からのお言葉。

楽しい冬休みと年末年始は自宅待機が決定した瞬間でした。

水ぼうそうのワクチンは、2014年10月から定期接種となりましたが、当時長女はその数ヶ月前に1歳になったため、任意接種の扱いでした。

1歳の頃は保育園へ通わせていたため、「保育園から貰ってくるだろう」という安易な考えで、接種を見送っていた私。

まさか5歳にもなって、しかも年末にかかるなんて。そして、全部がかさぶたになるまで外出できないなんて…思ってもいませんでした。

 

さらにこの水ぼうそうは、感染から発症までの潜伏期間が約2週間あり、抗体がない人が感染した場合はほぼ必ず発症するという、とても感染力の強い感染症。その力はインフルエンザを超えるとも言われています。

ということは…家族が危ない!

 

まずは1歳8ヶ月の次女。

ワクチン2回接種のうち1回は接種済みで、罹患歴無し。医師に確認すると、「発症するかしないかはわからない。発症しないことを祈るしかない」とのこと。

発症のリスクあり。

続いて夫。こちらは小さい時にかかった事があるそうで、セーフ。

 

残るは私。

母子手帳のワクチン接種履歴も、かかった病気欄も、母の記憶も、私の記憶も、ありません。

 

ということは…

 

絶対発症する!!と悟りました。

 

さらに大人が発症した場合、重症化する可能性が高まり、肺炎などの合併症を引き起こす確率も高くなる、発症したら大概入院になると医師に告げられ、絶望…

私は気管支喘息を持っているので、合併症になるリスクはさらに高まります。

 

終わりだ…

 

本気でそう思いました。

 

水ぼうそうの潜伏期間は約2週間。発症の2、3日前からウイルスを体外へ排出し出すので、発症するだろう週は念のため外出を控えることに。

 

長女発症から1週間後。

長女は軽い方だったようで熱は1日で下がり、1週間で全てかさぶたになり、冬休み明け、無事に登園できました。

 

次女も変わりなし。

 

夫も変わりなし。

 

私も変わりなし。

 

だったのですが、長女発症から2週間が経つという頃、私の体に異変が。

 

体がだるい。疲れやすい。食欲がわかない。お腹がすかない。

この時熱なし。なのにとにかく、身体がしんどい。

そろそろ発症する頃だなぁと思いつつ全身チェックしましたが、発疹はどこにも見当たらず。

もしかして、奇跡的にセーフだった!?

そんなはずもなく、ここから地獄の3日間が始まりました。

 

翌日、1月13日。

朝から頭痛と、37.5℃の熱。そして予定通りに、存在を忘れていた生理が。せめてそれは勘弁してくれ、と思いました。

 

全身をチェックすると、お腹に、昨日はなかった水疱が!しかも長女の時よりも大きい!! でも、ひとつだけ。

次女もチェックしましたが、水疱どころか発疹さえなく、熱もなし。これはセーフだ!とガッツポーズ。

 

とりあえず子どもたちを夫に託し、自力で病院へ行くも、順番を待っている間に熱はどんどん上がり、38.6℃に。

やっと呼ばれた診察室では、お腹の水疱が1つしかないので疑われたのはインフルエンザ。

結果は陰性。

状況的に水ぼうそうでいいだろう、との事で抗ウイルス薬を処方してもらい、なんとか帰宅。

 

薬を飲んで布団に入ると、頭痛が酷く、全く寝られません。

ちょっと動かすとガンガン。ズキンズキン。

どうにもならないので、夜寝る前に解熱鎮痛剤を飲み、その日は朝まで寝られました。

 

1月14日

頭は相変わらず痛く、食欲なし。身体がだるい。まるでインフルエンザのようにつらかったです。

この日から全身に発疹と水疱が出現し、見た目は最悪。さらに生理2日目で生理痛もある。

熱が38.4℃あったのと頭痛が酷いので解熱鎮痛剤を飲み、ほぼ横になっていました。

 

しかし解熱鎮痛剤の効果が切れてくると、暖かい部屋で暖かい布団に入っているはずなのに、手足が氷のように冷たく、どうやっても温まらなくなり、ガタガタ震えました。悪寒です。

この時40℃を超え、あまりのつらさに泣きました。

解熱剤を飲んできっかり6時間で熱がグンと上がるので、寝ていても熱で起きてしまうほど。すぐに解熱剤を飲めるよう、枕元に水と一緒に常備していました。

 

幸いピークはこの時だったようで、その後は38℃台、37℃台と2、3日かけて下がっていきました。

熱が下がってきたと同時に、水疱や発疹が痒くてたまらなくなりましたが、掻いてしまうととびひになったり、痕が残るので、絶対に、とくに顔は触らないよう我慢。

結果10日ほどで全てがかさぶたになりました。

長女よりも、治るのに3日多くかかってしまいました。

 

大人は重症化するとのことでしたが、私はこれでも軽かった方のようで、合併症もなく入院もしませんでした。本当に幸運だったと思います。

 

ただ痕が残ったのと、今後免疫力が低下した時などに帯状疱疹を発症するかもしれないという不安も残ってしまいました。

 

現在は定期接種となった、水ぼうそうワクチン。

今後罹患者は減り、帯状疱疹になる人も減っていくとのこと。

私も現代に生まれたかったなぁと思うほど、大人の水ぼうそうは、想像をはるかに超えるつらさでした。

著者:ゆりしゃん

おしゃべり大好き長女5歳、イヤイヤ期に入り始めた次女1歳。

2人で遊ぶ姿も増えてきて、ママはとても助かっています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。