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「自分も母親なんだ」と強く自覚させてくれたのは…夏の夜の蚊! byユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

息子が生後2〜3カ月の頃、私はまだ息子のことをあまり可愛いと思えませんでした。
いやもちろん赤ちゃんなので単純な可愛さは感じていましたが、こう……「愛しい」とか、母性が溢れでるような感情がなかなか生じず、「こんなんで育てられるのか」と不安になったことも多々。

 

そんな私が「自分も母親なんだ、母親になったんだ」と強く自覚した出来事がありました。
それはある夜のこと。息子も寝たことだし私もゆっくり寝よう……(どうせすぐ起こされるけど)と横になると、耳元でなんとも耳障りな羽音が。
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蚊です。部屋の中に蚊がいたのです。
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まだ自分の意志で手足を動かすことすらままならない赤ちゃんが刺されたら、さぞ痒くて辛くて苦しいだろう、生まれてこなければよかったとすら思うかもしれない……と勝手に妄想した私は、命に代えても蚊を倒すことを決意しました。

この頃はめちゃくちゃ眠かったしとにかく1分でも長く寝て体力の回復をはかりたい時期だったのですが、赤子の安全を脅かす生き物が現れた今、眠ってなどいられません。
息子が刺されないようにおくるみで包み、しっかりと抱き上げて、虚空を睨み続けました。f:id:xybaby_ope_02:20190905120900p:plain

私は運動神経が壊滅的に鈍く反射神経も備わっていないので、元気に飛び回る蚊をつかまえるのは不可能でした。しかし私の気迫が伝わったのか、単に満腹だったのか、蚊は結局それ以降姿を現すことはありませんでした。
ひょっとしたら私の怨念によって既に生き絶えていたのかもしれません。


翌朝、息子の体を確認すると、虫刺されの跡はなく、手足もすべすべ。
息子を守り切ったんだ……!という充足感を得ると同時に、「これが母親というものなんだ」と感じました。自分の睡眠を削っても、自分の体を差し出してでも、息子を守りたいという気持ち。これが母性なんだなと。大切なことを教えてくれた蚊に感謝したいです。
今こうして楽しく育児できているのも、あの時の蚊のおかげかもしれませんね。嘘です。


我が子を必死で守り抜いたあの夜の私に、お疲れ様と言いたいです。4年後の今日も、息子はすくすくと元気に育ってるよ、とも。
今となっては毎日幼稚園で虫に刺されまくって帰ってきてるけどね! 

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:4歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。