妊娠・出産・育児の情報サイト


3年間の長い不妊治療、3回目の体外受精でようやく授かった命

f:id:akasuguedi:20160601094618p:plain

私は元々排卵障害がありました。

生理が毎月来ないことから夫も心配しており、結婚して半年で不妊治療を始めました。

 

 

最初は薬で排卵誘発を行い、タイミング療法で自然妊娠を目指しました。

何度やってもよい結果は出ず、その病院からは「これ以上の治療はもっと専門的にやってる病院でやった方がいい」と判断され、転院。

転院した病院は不妊治療にかなり力を入れている病院で、その分、患者数もかなり多く、待ち時間だけでも結構なストレスでした。

前の病院ではタイミング療法でダメだったことから、卵管が通っていない可能性があるとのことで、卵管検査をすることに。

この検査が、特有の鈍痛がすごくて、もう二度と体験したくない検査でした。

しかも結果は「グレー」。卵管機能が正常か異常かもよく分からないというまさかの結果に、またストレスを感じてしまいました。

その後、体外受精について話し合い、夫婦揃っての病院主催の体外受精についての講義を受講しました。

この講義を夫婦揃って受講しなければ、その病院では体外受精をできない方針でしたので、平日ではありましたが仕事を休んで受講しました。

体外受精についてかなり詳しく学んだ後、さっそく体外受精を予約。意外にも体外受精をする人はかなり多いようで、半年後の予約になりました。

それまでの間はまたタイミング療法で過ごしました。

 

 

体外受精は、まず、卵子(卵胞)をできるだけ体の中で大きくして、それを採卵します。

採卵は麻酔なしのところもあるようですが、私が通ってきた病院では麻酔をして採卵をしたため、痛みは全くありません。

採卵中、夫には別室で精子を採取してもらい、その数によって顕微授精か体外受精かを選ぶことになりました。

精子の数はあまり多くなかったため、今回は顕微授精となり、後日結果を聞くことになりました。

結果は受精卵が2個のみ。

そしてこの2個を使って、2回、受精卵の移植に挑みました。

体の中に受精卵があるんだなと思うと、体に少しの変化が!変化があったからこそ、私は「妊娠した」と思ってしまいました。

妊娠しているかどうかの判定は、採尿と採血で行います。

結果を聞くのは受験の合否以上に緊張するもので、仕事もままならない状態でした。

しかし結果は、2回ともダメ。

ダメだったという結果を知ると、悔しさと寂しさ、体の変化はなんだったんだという苛立ち、いろんな感情がわっと出てきて、涙が止まらなくなりました。

なんでこんな気持ちにならないといけないんだろう…。

他の人は簡単に妊娠できるのに、なんで自分はこんなに子どもができないんだろう…。

どんなことにもマイナスな考えしかできなくなってしまいました。

移植する受精卵がなくなってしまったため、また予約を取り、採卵するところからやり直しです。

今回は精子の数も多く、顕微授精ではなく、自然に受精したもので体外受精をすることとなりました。

受精卵の数は3個。今回、3個中1個は凍結したものではなく、新鮮胚移植というものをやりました。

体外受精術後、数日経って、熱っぽいようなだるいような、そんな体の異変を感じました。

しかし、以前の2回も体に変化があったものの失敗していたし、過度な期待をするとダメだったときの自分のダメージもかなり大きいので、今回はダメ元で結果を聞くようにしました。

結果は妊娠成立!

「おめでとうございます!」という先生のひと言で涙がこみ上げてきました。

普段ぶっきらぼうな先生でも、この時は本当に嬉しそうな顔をして私たちを祝福してくれました。

夫にも今まで八つ当たりをしたり、弱音を吐いて困らせてばかりいましたが、ようやく授かった命が愛おしすぎて、この先何があっても2人で乗り越えようという強い絆ができました。

 

 

不妊治療は、ゴールが見えず、不安とストレスで押しつぶされそうになります。

でも、自分を信じて挑戦し続けるしかないと思います。

精神的につらくなったら、途中で治療を休憩するものありだと思います。私もそうしました。

できれば自分の趣味を楽しみつつ不妊治療ができると、ストレスを溜めずにできると思います。

私にとって不妊治療は長い長い戦いだらけの期間でしたが、2人でよく話し合い、治療に向き合って、夫婦で希望を持って挑戦していただきたいです。

私の体験記が少しでも誰かの心の支えになることを祈っています。

 

 

著者:あやっぴ

金融業で営業をしています。

結婚して半年で不妊治療を開始。

不妊治療3年、3回目の体外受精により妊娠。

現在妊娠8ヶ月

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。