最近文字に興味を持ち始めた三男。
「これなんて書いてあるのー?」と気になった文字は片っ端から尋ねてきます。
ついにひらがなの教え時がやってきたようです。
さっそく新調したひらがなポスターをお風呂にはりました。
長男も次男もひらがなはお風呂で覚えました。
それぞれ字を覚えたのは長男は年長(6歳)、次男は年中(5歳)の時です。
長男が幼稚園に入園したての頃、同じクラスの子が絵本のタイトルを読めたことに衝撃を受けたのを思い出します。
何しろ自分の身の回りのこともおぼつかない3歳の長男には教えることが山ほどあって、ひらがなの読み方を教えるなんてこれっぽっちも考えていなかったのです。
「そうか…幼稚園児ともなると、身の回りのことと同時進行でひらがなも教えていかなくちゃいけないのか…。母子ともに荷が重いな‼︎」
当時は2歳の次男のお世話も同時進行だったので、私の許容範囲はいっぱいいっぱい。
ひらがなを教えるだけのこととはいえ、余裕のない私にとっては確実に負担になる予感がありました。
ところがそんな時、幼稚園の先生から「子どもは5~6歳になると自然に文字に興味を持つ。興味がないうちは教えようとしても時間がかかるだけ。何を書いてあるのか知りたいと思う気持ちが芽生えた時が教えどき」というような話を聞いて目からウロコ‼︎
なるほど!なるほどね!
じゃあ長男が読み方を知りたがるまでは何にもしないぞ!
と、一気に肩の荷がおりたものです。
そこから年長の夏までひらがなに関しては何もナッシング。
夏休みに長男が自分の名前を書いてみたい、といったことから初めてひらがなポスターを導入し、覚えさせようと躍起になることもなく気がつくと50音読めるようになっていました。
その後もひらがなポスターはお風呂にはりっぱなしだったので、次男はそれを眺めているうちに年中になる頃には自然と読めるようになっていました(葛藤も苦労も全くない)。
あと数ヶ月で5歳になる三男。
先生のお話しどおりに自然と文字に興味を持ち始めた姿を見て、つくづく子どもの成長って面白いなと思いました。
ところで長男が初めて書けるようになったのは「ん」という文字でした。
そのあと「こ」を覚え「ち」を覚え「う」を覚えました(お察し)。
今でも覚えています。その4文字を自由に操れるようになった長男が書いた、お風呂の鏡いっぱいの「う○こ」「ち○こ」という文字を…。
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳
9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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