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妊娠後期で突然高血圧になり緊急入院

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12月初めに出産予定だった私。妊娠初期からつわりなども軽く、仕事もフルタイムで続けられました。通勤時間は往復4時間。少ししんどさも感じましたが、10月半ばにはなんとか無事に産休に入りました。

 

しかし産休に入ってからはじめての健診で血圧が急に高くなりだしていることが発覚。自覚症状は全くありませんでした。

(その時測った血圧は上130、下80くらいでした。)

 

2週間後の健診まで血圧を毎日測定するよう指示がありました。これまで高血圧になったことはなく、どちらかと言えば低血圧(上は100いかず、下は50-60くらい)だった私は、かなり動揺しました。その後毎日測定し続けていたものの血圧は下がらず、更に上がっていきました。

 

そして妊娠34週目、健診の際に尿タンパクも出ていることが発覚。数値も悪かったため、妊娠高血圧腎症と診断され次の日から入院になりました。産休に入って間も無くだったため、まだ赤ちゃんを迎え入れる準備は十分とは言えませんでした。

 

同県でしたが里帰り出産だったので、母に準備をお願いし私は治療に専念しました。夫も心配をして出勤前や退勤後、休みの日など、まめにお見舞いにきてくれていました。毎日血圧を測り、血液検査と尿検査をし、いつ手術になっても良いようにと点滴もされ、食事は減塩食でした。

 

入院から3日後には、上の血圧が170くらいに急上昇し、夜中に管を通されてトイレにも行かせてもらえませんでした。鈍感なのかわかりませんが、自分としては具合も悪くないため、なんでこんなことになってるの?といまいち病気の実感がありませんでした。

今考えると、食事は全然食べれていないのに体重がすごく増えていたので、それは腎臓の機能が悪くなっていて水が溜まっていたせいだったのかなと思いました。お見舞いにきてくれる友人や家族も意外と私が元気なので拍子抜けしていたと思います。

 

先生からはなんとか大きな病院に転院せずに済む、37週目になるまで持ちこたえましょうと励まされました。降圧剤を飲みながらただただ一日でも長く赤ちゃんがお腹の中にいられるよう祈っていました。血圧も少し落ち着きつつあったので、無痛分娩でも大丈夫かもしれないと話のあった矢先、血液検査の結果、腎臓がかなりダメージを受けており、腎不全状態になっていました。母体が危ないといわれ、早産にはなってしまいましたが、その日に帝王切開で出産をしました。

 

今日手術になったと夫に電話で伝えると大慌て。なんとか夕方の手術前には病院に来てくれて、帝王切開でしたが夫は立会いOKな病院でしたので、一緒に手術室に入ってもらい、出産をしました。とにかく手術自体が初めてでただただ怖く、泣きながら手術台に上がり、麻酔中も怖くて泣いてしまい、泣きすぎて過呼吸のような状態でした。

今思うと、よくこんな弱虫な私が乗り越えられたなと思います。麻酔は部分麻酔でしたので、切られている感覚もわかりました。母や義両親、叔父叔母もかけつけてくれました。そして、2400gの元気な女の子を出産しました。生まれた直後、娘を見せてもらったときも手術の恐怖で余裕がなかったですが、ただただ無事に生まれてきてくれたことが嬉しかったこと、夫にとても似ている顔立ちだったこと、そして泣き声が大きくてとても元気だったことは鮮明に覚えています。

 

幸い娘は保育器に入ることもなく、とても元気に過ごしてくれていました。出産後は術後の痛みはもちろんですが、腎不全の影響で体中に水が溜まってしまい、肺にも水が溜まっていたため、出産2日後にうまく呼吸ができなくなり、朝から次の日の朝までひたすら苦しみました。寝ている状態が一番呼吸しづらく、夜通しベッドで正座をして耐えていました。点滴のおかげで体の水も少しずつ抜けていき、4日目には娘と同室で過ごせるようになりました。

体の水は全部で6リットル溜まっていたそうでとてもびっくりしたのを覚えています。退院も延期にならず、予定通りすることができました。

 

4ヶ月ほど経つ今、以前ほど低血圧ではありませんが、高血圧のピーク時より下がり、通常の血圧に戻ってきています。病気になる時期がもう少し早かったらと考えるととても怖く、無事に娘が産まれてきてくれたことがとても幸せで、サポートしてくれた家族や、適切な対処をしてくださった病院の先生、毎日励ましてくださった助産師さんに感謝しています。

人生初めての手術、初めての入院、初めての出産を経験し、少し強くなれた気がします。お産は命がけという言葉を助産師さんに何度もいわれましたが、本当にその通りだなと実感しました。

著者:ひなまま

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