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産後ケア入院

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普通分娩でも帝王切開でも、子供を産んだら母乳は自然と出るものだと思っていました。

ところが帝王切開で出産後、何人もの助産師さんから「これは大変だ」と言われるのです。

おっぱいはかなり張ってきているし、出るんじゃないの?と思っていましたが、どうやら私の乳首が腫れていて、出口が塞がった状態になっていて、出そうにも出ないという状況になっていたそうです。

 

隣の病室の方は普通分娩で、母乳もスムーズに出ている模様。かたや私は帝王切開で、母乳もろくに与えてあげれない…。悲しくて涙が止まりませんでした。

 

夫が事態を重く受け止め、退院後、半強制的に産後ケアに入院することになりました。

私としては、余計な出費ができるほど家計が裕福ではないので、心底、入院するのは嫌だな、子供を連れて病院からどうやって抜け出そうか…とも考えていましたが、いざ産後ケアに入院してみて思ったのは、このまま自宅に帰っていたら私は確実に乳腺炎で高熱を出して母乳育児どころじゃなくなっていただろうという事でした。

 

まず母の私は、出口を開通させるためにおっぱいマッサージを受けました。時間になれば搾乳し、出口を開通させます。ここでこれからも必要になる搾乳技術を学びました。子供は子供で、少し早い週数で出てきているので、吸う力が弱かったようです。吸う力を養うため、吸い口が簡単に出てこない哺乳瓶で吸引力トレーニングをしていました。

 

夜は本来なら3時間毎に搾乳して、哺乳瓶で母乳を飲ませて寝かしつけ、の繰り返しのようですが、実際に寝れるのは1時間程。しかし産後ケア入院中なので、搾乳は手伝ってくれるし、哺乳瓶での授乳やあやしは助産師さんがしてくれるので、2時間半は寝られました。その間に母体が回復!という良いサイクルになりました。

寝れると自然と分泌量も上がり、どんどん母乳が出るようになりました。

数日後、直接母乳でチャレンジ。

やっと子供がお乳を飲めるようになりました。

 

母乳の出口が塞がっていたのは、2度ほど経験した流産が原因ではないかということでした。私は以前妊娠中期流産しているので、母乳が作られてはいたけど、吸ってくれる子がいなかったので中で固まってしまっていたのかもしれないということでした。そんなこともあるんですね。

 

こんな状態で産後ケアに入院していなければ、私は乳腺炎だけでなく産後うつになっていたかもしれません。

 

今回の事で、母乳育児というのは母だけの問題でなく、子供の問題もある。また母乳分泌量の問題だけでなく、母乳の通り道の問題もあることを初めて知り、初めは入院を決めた旦那さんにイラつきましたが、今では感謝がつきません。

 

産後ケアは料金が高いけど、自分と子供の為に必要なケアだなと思います。

人生の一大イベント「出産」を頑張ったご褒美に、是非そのようなケアがある事を知って頂き、1人でも多くのお母さんが産後うつにならずに済むようにと思い私の経験を記します。

著者:なっちゃん

2度の流産を経て、男の子を出産。

母乳育児に奮闘中

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