こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小2男児と3歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
さて、ぼちぼち始まりましたね、保活シーズン…。
娘の通う保育園でも、赤ちゃんを抱っこしたママさんたちが見学説明会に来ているのを見かけます。
我が自治体の認可保育園の選考基準はポイント制。
両親が勤労や介護、出産や傷病、通学などで育児をできない状況にあることが基本。そこから外勤か内勤か、職種、単親、兄弟と同じ園の申し込み(兄弟ポイント)、すでに認可外保育園に預けているなどでボーナスポイントが加算され、最終的に最もポイント獲得数が多かった人が、ぶじ認可保育園の狭き門をくぐれる!というわけです。
我が街も、いわゆる保育園激戦区。
認可保育園は少しずつ増えているとは言え待機者も多いから、門狭い。もう超絶せまっせまです。
旦那は激務だし、私は比較的融通の利く在宅勤務とは言え、同じ空間に子どもがいて仕事ができるわけがない。しかも何かと頼りにしていた実母の介護もプラスされちゃったため、絶対に入れたい!
そんな我が家の保活の戦記をお伝えしたいと思います。
まずはフルタイム勤務か否か
旦那はフルタイムどころか毎日残業代のつかない奉公をしてるので、育児においては完全に戦力外。
いっぽう私は産休も育休もないフリーランス。我が自治体では自営業は1週間のタイムスケジュールを書くのですが、産後は乳児の世話と認知症の実母の介護(要介護3)でまともに仕事できるわけがないので、産前の勤労状況を書きます。
なお旦那の深夜残業や夜泣きで起きたついでに深夜早朝の作業など、保育園の預かり時間外の勤務はポイント加算対象にはならないので注意な!
私が内勤中心なのでポイント獲得数は若干低いけど、さて基準点は揃った。
つづいてボーナスポイントを狙います。
兄弟ポイントを狙う
ただでさえ毎朝バタバタな朝。保育園の二箇所送迎はきついし、できれば上の子と同じ保育園に入れたい。いや、なんとしても入れたい!
しかし同じ考えの人が多かったのか、上の子の通う保育園は年長クラスで第二子出産ラッシュが到来!他のクラスの出産状況も合わせると、すでに園の0歳児クラスの定員を上回っています。ただでさえ狭い認可保育園の門。上の子と同じ園となるともはやミクロの穴。こうなるともう、乳児連れている人がみんな敵に見えてきます。
すでに託児してますよポイントを狙う
勤労や復職に向けて、すでに認可外保育施設なり認証保育園なり一時保育なりベビーシッターなりに、お金を払って子どもを預けてますよー!っていうアピールでポイントが加算されます。
しかし、ベビーシッターをのぞいて、託児を利用できるのは首がすわってから。
認可保育園の申し込み時期、娘は生後3ヶ月まだ首がすわってない。
首すわり前から預かってくれるベビーシッターはお高い…。
入園申し込み期限ギリギリまで待ってみたけどなかなか首がすわらなかったので、「すでに託児してますよポイント」は諦めました。とほほ。
スペシャルボーナスポイントを狙う
私は産休育休のないフリーランスだし、本格的に仕事しようにもまだ首すわり前で子どもを預けられない。しかも、認知症で要介護3の実母の介護までしている…。
ポイント総数は高くないけど、自治体もさすがにこの状況は助けてくれるだろうと、「介護」にまつわる資料もたっぷりつけて認可保育園の申し込み窓口に書類を提出したところ…
書類に目を通した窓口のお姉さんが、とても申し訳なさそうにこう言いました。
「勤労と介護のポイントは加算されず、どちらかポイント数が多いほうのみが有効になるんです。だから介護関係の書類は、選考基準に反映されません…。」
ま、まじか…。
「介護」はスペシャルボーナスポイントじゃなかったのか…(あとからよく見たら、入園案内書にちゃんと書いてあった)。介護と仕事と育児で足元がふらついている私はどうしたら…。
もうこうなったらこの足で離婚届出して単親ポイント狙うしかない…!という気持ちをグッと抑えつつ、重い足をひきずって帰路につきました。
結果、認可保育園落選!チーン!
しかも、息子と同じ学年の第二子たちはみな上の子と同じ保育園に入れたのに、私だけ落選するという悲劇付き…。誰も悪くない。しいて言えばろくに入園案内書を読まずに過度な期待を抱いてた私が悪い。でもこのときの敗北感は、救出船に乗れずに一人だけ荒海に残されたかのようでめちゃくちゃ辛かったです。
一次選考の不合通知が来た頃、ようやく首がすわった娘。ここぞとばかりに一時保育に預けまくったことが功を奏したのか、娘は二次選考で新しく開園された認可保育園に入ることができました。
しばらくは保育園の二箇所送迎することになりましたが、息子が就学するまでの1年間だけだったし、娘も今の保育園に楽しそうに通っているので結果オーライ!
みんな、保活は計画的に!!
あと、保育園の入園案内書は穴が開くほど熟読しような!!!
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、2歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
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