はじめまして。
8月に男の子(ごんさん)を出産したかめかあさんと申します。
ごんさんは、32週で頭が下を向くまでずっと逆子でした。
今回は、逆さまのごんさんと過ごした日々のエピソードをご紹介します。
はじめて逆子と言われたのは7ヶ月に入った25週の健診でした。
その時は「まだ子宮の中にスペースがあってくるくる回る時期だから心配いりませんよ」と言われ、とりあえず気にしないことにしました。
「さて回ってるかな」と向かった27週の健診、しかしこの時も逆子のまま。
「まあまだ心配いりませんよ」という先生の言葉を信じて、またとりあえず気にしないことにしました。
しかし「そろそろ回ってるだろ」と向かった29週の健診でも、まだ逆子のまま。
「まだ回ってませんね」
・・・あれ?いつもの「心配いりませんよ」は?
さすがに少し心配になって「逆子」で検索。
すると「28週頃を境に羊水は徐々に減り、赤ちゃんは大きくなってくるので、30週頃には体の位置が落ち着いてきます」などという情報が。
もうすぐ30週ですけど!
ということで、ついに逆子対策を始めることにしました。
わたしが行ったのは主に次の4つです。
1.逆子体操
うつ伏せでお尻を持ち上げる「胸膝法」と、仰向けでお尻を持ち上げる「ブリッジ法」を試してみました。
胸膝法はどうがんばっても体がくにゃくにゃしてしまってキープできず、主にブリッジ法を朝と夜に数分ずつ行いました。
夜はその後、左を下にして寝ました(赤ちゃんの向きにより異なるそうです)。
2.体を温める
体を温めて血流がよくなると、赤ちゃんの動きが活発になるそうです。
妊娠期は夏でしたが、厚手の靴下を履いたり温かい飲み物を飲んだりと、体を温めるようにしました。
3.ツボを温める
三陰交と至陰というツボが逆子のツボと言われているそうです。
お灸を据えるのは不安だったので、ドラッグストアで買える温感パッチでツボを温めました。
4.わが子に話しかける
これが案外効いた気がするのですが、お腹のわが子の頭(と思われる固いところ)をなでて「頭を下に向けてね」「くるっと回ってね」と毎日話しかけました。
30週、里帰り先の病院で健診を受けましたがやはり逆子のまま。
次の健診でも逆子であれば、帝王切開などの日程や流れについて説明を受けることになりました。
でも不思議と受け入れられたのは、毎日逆子のわが子と向き合っているうちに、「よほど居心地がいいんだな、もうなるようにしかならないかも」という気持ちになっていたからかもしれません。
そしてあまり期待せずに受けた32週の健診で、ついに「頭、下になりましたね」という一言が!
正直「いつの間に?!」という感じでした。
赤ちゃんが回ると胎動でキックされる場所が変わるらしいのですが、全然気がつきませんでした。
「頭を下に向けてね」と頭をなでていたつもりが、いつの間にかお尻をなでなでしていたことになります。
結局何が効いたのかわからないし、ごんさんの気が変わっただけなのかもしれません。
でも、やきもきしたり話しかけたり受け入れたり、逆さまのごんさんと過ごした日々は、今となってはいい思い出です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:0歳
2019年8月に男の子(ごんさん)を出産しました。結婚10年目ののんびり夫婦+7歳のリクガメ+新入りごんさんで楽しく暮らしています。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
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