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体外受精という選択

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私達夫婦は、セックスレスでなかなかタイミングをとるのが難しく、頑張れても月に1度。それでもご縁があれば、授かるとおもっていました。毎月の排卵検査薬に合わせて主人にお願いしてみてもうまくいかずギクシャクし・・・・すぐに人工授精に切替えました。”私達は、なんの問題もない。今までタイミングがとれなかっただけ。すぐに妊娠できるだろう”と思っていました。しかし、人工授精6回チャレンジしましたが、かすりもせず。(化学流産等もなかったです)

まさか、私達が体外受精するなんて?お金って毎月何百万もいるのでは?毎日痛くて辛い治療が待っているのでは?本来なら産まれてこなかった命を人工的につくって大丈夫なのか。体外受精ってクローン人間をつくるようなそんな感覚でした。

まだ私の中で、自然に授かりたい(当時はタイミングに合わせ排卵を促すhcg注射することさえ抵抗がありました)という変なこだわりがあり、“体外受精の説明会に行ったら主人も納得してくれるだろう、自然に頑張ろうって思ってくれるだろう”と思い、夫婦二人で参加しました。

 

費用ですが、費用割合のほとんどが採卵の前後にかかること。一度の採卵で凍結までうまくいけば毎月する必要が無い事がわかり、不安は取り除かれました。

また、採卵までも自己注射と薬の服用と通院回数が多いだけで、身体の負担はそこまでないなと思いました。

採卵時も麻酔をするので知らない間に終わっていることも私には安心でした。

説明会を終えて、私にもできるんじゃないかと思うようになりました。

 

今までどこのステップが原因でつまずいていたのかわからないまま何年もすごし、この先また数年タイミング&人工授精を続けても無意味だと感じ、「今日の私が一番若い、若いうちに採卵しなければ」と強く思うようになり、すぐに体外受精を申し込みました。(AMHの検査が実年齢より5歳高かったので、そういった結果も後押しになりました)

 

D2からの毎日の自己注射の指導の際、初めて涙しました。何で私がこんなことしないといけないのか・・・どうして自然に授からないのか・・・不安と恐怖でいっぱいでした。しかし、やってみたら全然痛くない!簡単だということがわかり、そこから自信がついてきました。

先生に言われた通りするだけ、決められたスケジュールに沿ってこなしていくだけで、負担はありませんでした。

採卵時はお気に入りの靴下を履いて、お守りをもって臨みました。有難い事に痛みもなく知らない間にベットで眠っていました。目覚めてから予想いていたより卵がたくさんとれたと報告を受けました。その日は、腹痛もありましたが翌日には何もなかったように回復していました。

病院の方針で、初回の場合、受精障害等もあるので、半々をふりかけ方式と顕微授精にすると言われました。

 

翌日の受精結果確認や、胚盤胞の結果を聞く時は震えました。

結局、12個採卵したうち、成熟卵は11個で10個受精し、その中の8個が胚盤胞に成長し凍結することができました。予想していた以上の成果があり、とりあえず安心しました。

 

そして、子宮を十分休ませてから移植し、1回目の移植で陽性!産まれて初めての経験でした。

ですが、喜びもつかの間、胎嚢確認後の心拍確認できず繋留流産。

たくさん泣きましたが、凍結していた胚盤胞があるので、すぐに気持ちを切り替えることができました。

今、2回目の移植でまたも陽性。6wで心拍確認できました。まだまだ安心できないですがとりあえずここまでこれました。今は健康で無事に産まれてくることを祈るばかりです。

 

体外受精を自ら経験して思った事は、病院はほんの手助けをしてくれただけ。

夫婦二人の卵子と精子が力強く生き抜いてくれたからこそ、妊娠できるのです。

それは自然妊娠であっても体外受精であっても同じことでは?と思いました。

今回私は流産も経験し、妊娠・妊娠継続というのは未知の領域で、医学の力ではどうにもならないことだと思いました。

 

体外受精を初めてからどこの段階まで進んだか目に見えてわかるので、その都度覚悟もでき、強くなったように思います。ご夫婦で色んな考えがあるかと思います。子どもだけが全てじゃないと思います。ですが、やはり女性の年齢という壁には勝てません。子どもを考えているのであれば選択肢に体外受精まで考えることも必要だと思います。治療が怖い!お金が心配!等、迷っているご夫婦がいたらぜひ

説明会参加でもチャレンジしてほしいです。道は開けるかもしれません。

著者:prisk

夫:38  妻:33

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