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被災時でもいつも通りに近い形で過ごさせてあげたいから。我が家の防災対策 by マルサイ

9月、10月と大きな台風が続きましたね。
台風が残した爪痕はとても深く、いまだ困難な状況に身を置かれている方も多いかと思います。一日も早く日常に戻れますように…!

 

 

9月の台風では千葉県に住む身内が被災したこともあり、防災対策をどの程度しているかによって運命が大きく分かれてしまう可能性があることを痛感しました。

防災対策は家庭によって様々だと思いますが、今回は我が家の防災対策、特に長期停電の備えについて書き出してみようと思います。

何かしらの参考になれれば幸いです!

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○備蓄食品

まず最低3日間分、停電時を想定して買い揃えました。

できるだけ調理の必要がないものを選んだのでインスタントやレトルト食品がメインになりますが、なるべく三食同じ食事が続かないようにバリエーションを持たせました。

中越地震や東日本大震災の時、まともに食事がとれなかったことがかなり辛かったのでその経験を活かし最低限プラスアルファを意識して揃えました。

甘いものやコーヒーなどの嗜好品は少しでもあると心が和らぐので、非常時だからこそあってほしい物!

子どもにとってもちょっとした飴やオヤツがあれば気分が変わります。
野菜ジュースは体調を整えるのに一役買ってくれます。

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〈非常食の献立例〉

【朝ご飯】
・レトルトパウチのお粥又は缶詰のパン
・顆粒タイプのカップスープなどの汁物

【お昼ご飯】
・インスタントの麺類
・長期保存できる羊羹、ビスケット、飴、缶詰のフルーツ

【夜ご飯】
・主食はマジックライス
(長期期間保存ができる乾燥米で、お湯や水などを加えることで炊きたての状態に戻る)
・レトルトパウチのおかず
(ハンバーグ又はサバの味噌煮、きんぴらごぼうや五目豆など)
・インスタントの味噌汁

【飲み物】
ペットボトルの水、お茶、野菜ジュース、甘酒、インスタントコーヒーなど

【おやつ】
長期保存できる羊羹、飴、ビスケット、果物の缶詰、ドライフルーツ、餅など


○蓄電器(ポータブル電源)

ソーラーパネルや車のシガーソケットなど被災時でも充電でき、普段はアウトドアにも使えます。
スマホや携帯電話はもちろん、電気毛布や小型ファン、車載用冷蔵庫、炊飯器など災害時でも電源が取れるのでとても頼もしい存在です。

 

○携帯トイレ・簡易トイレ

家族5人が1日にトイレを使用する回数を考えると間に合わせのものでは限界があるので、充分な量を揃えました。トイレが流せるって本当にありがたいですよね。。。

 

○水のいらないシャンプー

停電してしまうと水も出なくなるわけで。お風呂も入れなくなるわけで。
体は濡らしたタオルや大判ウェットシートを使えばまぁ何とかなりますが、頭は洗えないと本当にピンチ!
我が家の子どもたち、汗をかくと頭がたちまち臭くなります…。
水のいらないシャンプーはスプレータイプなので気になった時にシュッとすれば頭皮も爽快です。

 

○ランタン、懐中電灯

ランタンは持ち運びもできるし、置くことも吊り下げることもできるのでかなり便利です。
各部屋に置けるよう複数用意してあります。

 

○カセットコンロ&ガス缶
必須‼︎
インスタント食品を前にした時、沸かしたての湯がなければ手も足も出ない…!

 

○サーモボトル
保温保冷に適した水筒やポットは日常使いでも便利です。

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〈その他準備しておいたものなど〉

○充電池各サイズ
○ポリタンク(水を入れてベランダに常備)
○衛生用品(ストックを多めに持つ)
○ブルーシート
○ラジオ
○車のガソリンは常に満タンを心がける
○スマホやタブレットにゲームアプリなどダウンロードしておく
○ペットボトルに水を入れ凍らせておく(保冷剤代わりや冷たい飲料水用に)
○充電が必要なものはいつもフル充電しておく
○現金を用意しておく
などなど

☆キャンプ用品は被災時に本当に役立ちます!
キャンプ経験がない家庭でも、野外クッキングなど一度試してみるといいかもしれません。

 

大人だけだったら多少我慢してやり過ごせることでも、子どもに求めるのは難しい状況ってたくさんありますよね。

状況に合わせた身の振る舞い方ができるようになるのは小学生以上だと思うので(と言っても小2の次男でもまだ難しそうですが)、できる限りいつも通りに近いカタチで過ごせるような工夫をして、ストレスがかからないようにしてあげたい。

台風や大雪の影響で停電したり外出できなくなった時、避難所で過ごすことになった時、どんなに深刻な状況でも子どもには遊びが必要だと思っています。

お絵かきセット、折り紙、ぬりえ、すごろく、トランプ、オセロなど、室内でも遊べるものはあった方がいいし、ゲーム機、スマホやタブレットなどに頼るのもアリ。(バッテリー残量次第になりますが…)

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被災時は想定外の事態に見舞われることも充分あります。

どんな時に何が起こって何が必要になるか常に情報収集して、何が起きても大丈夫!と言えるように今後も備えていきたいと思います!

 

 

 

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著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳

9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。

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