妊娠・出産・育児の情報サイト


大量出血に頭まっ白!診断結果は「絨毛膜下血腫」。おなかの赤ちゃんは…

f:id:akasuguedi:20160601094618p:plain

出血が起こったのは、妊娠6週目のことでした。  

職場のデスクで昼食を済ませトイレに立ったときに、生理のときによくある「あ、出血したな?」という液体が漏れる感じがあったんです。…

すごく嫌な予感。おりもの?にしては変だし、どう考えてもこれは…と思ってトイレにダッシュしました。

すると想像した通り、おりものシートいっぱいに鮮血が!!

 「血が、血が…」少しふいたらおさまると思いきやまったくその気配なし。もう頭は真っ白、手は震えて思考停止状態に。

「どうしよう、とにかく病院!はやく帰らないと…」もう半泣き状態で帰宅することを伝え錯乱状態のままエレベーターに乗り、たまたま仕事が休みで在宅中の夫にメール。

すぐにタクシーを拾い病院の名前を告げました。

 

夫からは「今どこ?」「とにかく落ち着いて!大丈夫だから」「病院には連絡した?」と即メールに返信が。

私は夫に今タクシーで病院に向かっていることを簡単に知らせ病院に電話をかけました。

 

動揺しすぎて私の声は相当震えていたと思います。

電話に出てくれた看護師さんの冷静な問いかけで、少しだけ落ち着きを取り戻しました。

 

聞かれたのは以下の4点だったと思います。

 

・出血の色は?茶色か?鮮血か?

→鮮血

 

・出血の量はどのくらいか?

→生理初日くらいの感じ

 

・今もまだ出血は続いているか?

→おそらく続いていないと思いたい

 

・腹痛はあるか?

→腹痛はない

 

看護師さんは以上のことを確認したあと「心配ですよね、念のため今日、診察に来られますか?」と聞いてくれたので、「行きます!何時でもかまいません!」と即答。

この時点で12時半。15時30分~の予約をとってもらいました。

 

 

タクシーの運転手さん(笑えない状況になっているのを察して心配顔…)に、無理を言って行き先を自宅に変更してもらい、10分ほどで自宅に到着。

 

自宅でハラハラしながら待機していた夫の顔を見たら、それまで抑えていた感情がどっとあふれ号泣。

「どうしよう、どうしよう、赤ちゃんダメかもしれない…ごめんね…ごめんね…」

夫は

「大丈夫だよ、大丈夫だから」

「たとえ万が一のことがあったとしても、君が無事であればそれでいい」

「自分を責めないで」

そう言ってそばにいてくれました。

 

結婚7年目にして授かった命。

「自分が無理して会社に行ったからこうなってしまったんだ」

「冷房のききすぎた室内で寒さを我慢していたのがいけなかったんだ」

「どうして、どうして…。」

別の命が宿っているのだという意識がまだ薄く、体の変化を甘く見すぎていた自分が許せませんでした。

病院の診察を受けるまでの3時間弱は生きた心地がしなかったです。

 

診察時間がやってきました。

私は死んだ魚のような目をしていたと思います。心配した夫が診察に同行してくれたのは心強かったです。

 

先生は「ちょっとたくさん出血したね~。お腹は痛くないのね、これは絨毛膜下血腫(じゅうもうまっかけっしゅ)という症状で、妊娠初期にはよくある症状なの。受精卵が子宮にもぐり込んで、絨毛膜が胎盤をつくるために根を張るのね。そのときにうっかり血管を傷つけてしまって出血が止まらないと、今回のように一時的に出血することがあるの」そう説明してくれました。

 

「でも見て、ほら、ここ。短い間隔でパクパクしてるでしょう?これは赤ちゃんの心拍。赤ちゃんは元気みたいね。」

 

思考回路がほぼ停止した頭で、「あぁ無事だったのか」ということだけは理解しました。そして夫のほうを見て泣きました。

 

それから先生に以下のような説明を受けました。

 

・腹痛もなく出血がおさまっていくようなら様子見。

・出血の度合いによっては赤ちゃんが一緒に外に出てしまう可能性もある。

・このあとどうなっていくかは、正直わからない。「神のみぞ知る」ということ。

・もしも生理2日目くらいの大量出血が起きた場合には、そのときは…むずかしいかもしれない。

・とりあえず今は無理をせず安静に。

 

ようやく放心状態から抜け出した私は先生の話を聞いて「安定期に入るまでの2ヶ月間は仕事休もう」そう決めました。

 

 

それから約1ヶ月が経過し、現在11週目に入ったところです。

時おり茶色のおりもの(出血)が少量出ることもありますが、幸いにも6週目に体験したような大量出血は起こっていません。

 

「何かあってからでは遅い。特に妊娠初期赤ちゃんのために体をやすめる時期なんだ」と理解することの大切さを知った出来事でした。

夫のサポートも本当にありがたかったです。

 

妊娠中の不正出血は恐怖以外の何物でもありません。ただ、できる限り冷静になってすみやかに病院に連絡・相談することをおすすめします。

 

著者:さやか

結婚7年目にして妊娠が判明した36歳です。漠然と「自分は妊娠しづらい体質」であると感じていたので、夫とも話し合い2人で生きていく覚悟をきめた矢先のことでした。笑う門には福来たる!をモットーに、出産・育児に突入したいと思っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。