妊娠・出産・育児の情報サイト


こんなママでも、息子にとっては…。

f:id:akasuguedi:20160601094618p:plain

私が仕事復帰したのは息子が1歳半になる前のことでした。職場は出産、育児にはそれなりに理解があったこともあり、復帰後も出産前と変わらず仕事ができていたのは、確かです。

けれど2年経たないぐらい職場を離れていると色々なことが変化していて、また一からスタートのような日々でした。そんな中、息子も初めての保育園という集団生活の中に、戸惑いや不安を抱えながら通っていました。

 

1歳半も過ぎた夏の暑い日。息子はイヤイヤ期と呼ばれる真っ只中にいました。私も復帰して4ヶ月が過ぎようとしていたこともあり、だいぶ仕事では自分のペースを掴みつつあったのですが、息子は2歳へと近づくにつれてよりイヤイヤも激しくなり、2日に1日はギャン泣きの日々でした。それに加えて息子は言葉が遅く、自分の思うことも伝えられないイライラや、私に理解してもらえないイライラで苦しむようになっていました。

色々試行錯誤し息子とのコミュニケーションをとるものの、関係は変わらず息子は泣き続ける日々。それでも目紛しく日々は過ぎていきました。

 

主人はというと、朝早く帰りも遅い仕事人間な人でした。保育園の送迎、日々の家事や育児、さらに自分の持ち帰りの仕事と、私自身全てを背負っていたため、色々な意味で疲れが蓄積されてパンパンになりかけていた時期でした。自分の実家が近ければと何度思ったことか…。車で5時間は掛かるほどの離れた距離だったので、完全なる一人育児です。

 

そんなある日、いつものように保育園にお迎えして帰宅すると、いつものように息子はイヤイヤ。ご飯もイヤ!お風呂もイヤ!お着替えもイヤ!ママの抱っこすらイヤ!ちょうど私も生理中だったこともあり情緒不安定。しまいには、その日二人で大泣きしてしまいました。

 

始めはママが泣いていることなんて全く気づいておらず、一人ひっくり返って大泣きしていた息子でしたが、ふと顔を見上げるとママも泣いていることに気がついたようでした。

おもむろに起き出し、くしゃくしゃに丸めた何枚かのティッシュを私に差し出してくれたのです。

「ママ… 」

この時だけはさすがに私も分かりました。泣かないでって、言おうとしてくれているんだよね。息子の顔は涙でグチャグチャでしたが、ニッコリ微笑んでくれていて….。私はさらに泣けてきてしまいました。

 

イヤイヤ期、成長過程の中ではとても重要なこと。分かっているけれど、何でそんなに…と、思ってしまうこともしばしばあります。時間と気持ちに余裕があれば、何も気にならないのかもしれないけれど、仕事をしていると、そうもいきません。イレギュラーもこともたくさんあります。

だけど子育ての長い時間の中で、本当にほんの一握りの時間です。ママもイライラすることもあるかもしれないけれど、そんな時は時々必ず息抜きを見つけ、自分もチャージしてくださいね!

 

あれから息子は、私が感動して泣いている時も、痛さに辛く泣いている時も、涙を見るとすぐにティッシュを手渡してくれています。

男の子だけど、少しは優しい子に育ってくれているのかなと感じる瞬間です。

著者:とーくんママ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。