「ママーーーーーーーーーー!」
ある夜、突如としてそれはやって来ました。
夜中に突然泣き叫びながら起き上がりギャン泣き。
え???一体何が起こったの?
怖い夢でもみたのかとも思いましたが、声をかけようにも反応はなく、抱っこしようにも暴れ狂い、それは、「え?取り憑かれた?」と思うほど(苦笑)
「ママーーー」とひたすら叫ぶので、
ここにいるよーと近づこうものなら「来るなーーーーー!!!!!!」
え、まじで何なん…(地味に傷つくわ)
しまいには猛ダッシュでリビングへ
(寝ぼけているのかと思いきや軽快な足取り…)
リビングで泣き叫びながら畳んであった洗濯物に始まり、リモコン、メガネ(あああっ)片っ端から放り投げ、ついには子ども用の椅子までもポーーーイ!
こりゃ、寝ぼけているレベルじゃないやろ…
家が破壊されては困る!
と、寝室から枕を持って来て「せめてこちらでお願いします。」と手渡しては→ぶん投げを繰り返す事10分。
気が済んだのかなんなのか
突然、スンと我に返り「おみじゅ(お水)飲む」
その後何事もなかったかのようにすーっと眠りにつく息子。
え?なんだったの?
喉が渇いてたの?
…「除霊」の二文字が頭を巡り(笑)
なかなかその夜は寝付けず検索開始。
すると似たような状況がヒット。
「夜驚症(やきょうしょう)」
「睡眠時驚愕症(すいみんじきょうがくしょう)
睡眠中、突然
・叫び声や悲鳴をあげる
・目を見開く
・突然起き上がる
・パニックを起こしてしまう
などの行動が起こる症状だそうで、
あらあら、まさに…
はっきりとした原因はわかっていないそうですが
・脳の発達
・刺激の多い生活
・心身のストレス
・睡眠リズムの乱れ
・恐怖体験
などが影響している場合がある…
ふーん…
そして様々な検索結果を読む中で目がとまった1文に思い当たる節が…
“ママの怒る姿”
そう、ここのところ、怒鳴り散らしていた自分の姿を思い返しヒヤリ。
それは息子に対してではなく、
我が家に来て間もないやんちゃな子猫のミロに。
先日も電子レンジを落下させるという、信じられないことをしでかす新入り。
(電子レンジは廃棄、床は陥没←誰も怪我しなくてよかったけど…)
ゴミは漁るわ、カーテンにはのぼるわ、書類はボロボロにするわで
実家の元野良猫よりも素行がよろしくないもので、逃げ足の速いやんちゃ坊主についつい声を張り上げる毎日。
これは、ひょっとして…
私が原因なのでは…
知らず知らずのうちに息子に恐怖心を植え付けてしまったのではないかと
猛省し翌日からミロへの接し方も改めることに。
とはいえその夜以来、あの症状は起こらず、夜驚症ではなかったのかもしれませんが、
些細なことでも子どもには刺激になりうるのかもしれないと思い直すきっかけになりました。
それからというもの母は、息子よりも断然手のかかる新入りに満面の笑みを浮かべしつけに勤しむ毎日です(笑)
著者:mito
年齢:30代
子どもの年齢:2歳
インスタグラム:@sitter_nico
ブログ:意識低い系妻のワンオペ育児