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無痛分娩が主流のフランスで出産しました!

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子供の頃から注射や痛いことが嫌いで、痛くない出産を望んでいた私は、今住んでいる、無痛分娩が主流のフランスで出産する事以外考えられませんでした。

夫婦で始めたお店がやっと軌道に乗り始めた頃、そろそろ…と頑張り始め、無事妊娠。高齢出産と言われる歳ではありましたが、貧血気味だったので薬を飲む事以外問題もなく、つわりも腰痛もほぼなく出産2週間前まで元気に仕事をしていました。

 

赤ちゃんも順調に育ち、フランスの予定日(数え方が違うらしく、日本の予定日より10日ほど遅いです) の2日前におしるしがあり、陣痛が始まりました。

これはいよいよかな!?と陣痛の間隔が縮まるのを時計とにらめっこするも、10分間隔から5分間隔になかなか縮まらず、更に朝になると陣痛が何処へやら。

そして、夜になると再び陣痛の波が朝まで縮まることも収まることもなく続き、朝になるとスーとなくなりました。

幸いその日は予定日だったので、病院に行くと、どうやらおしるしの時にすでに破水していたらしいことが判明し、午後14時そのまま入院になりました。

子宮口はまだ2cm、陣痛も10分間隔。しばらく陣痛を我慢するも、痛さの限界!!

助産師さんに我慢できないことを伝えると、早速麻酔を打つことに。事前に、無痛分娩の説明、麻酔を打つことによって危険があることなど、出産前に講習を受け、サインをしました。

この病院では、陣痛と陣痛の間に麻酔を打ちます。陣痛が遠のいた時に、ベッドに腰掛け海老のようにできる限り体を丸くし、脊髄にカテーテルを入れます。麻酔を打ってから1回目の陣痛が遠のき、2回目…あれ!?痛くない! 腕に沢山のチューブが繋がっている以外これから出産するのが嘘のよう。

しばらくすると、仕事を終えた夫が到着。子宮口がしっかり開くまで、普段のように雑談。途中、麻酔が切れ始めたのか、左側だけ痛くなり、麻酔を追加してもらいました。数時間すると、今度は右側が痛い。これ以上は、赤ちゃんに影響が出るから追加出来ないと言われ、ちょっと早いけれど、移動することもなく、このままいきんでみることになりました。

助産師さんにタイミングを教えてもらいながら、思いっきり鼻から息を吸って、止めて!いきんで! 数回やるもまだ出てくる気配がなく、またしばらく様子を見ることに。

その間も赤ちゃんが降りてくるように教えてもらった呼吸法を実践。そして、いよいよ本番!陣痛の波に合わせて、息を吸って!止めて!いきんで!を繰り返す。

陣痛がくる間は、助産師さんたちと雑談しながら和気あいあいの出産風景。立会いを希望しなかった夫でしたが、外に出るタイミングもなく、自然と立会いに。麻酔が効いているので、夫に手を握って励ましてもらうこともなく、楽しく、必死に頑張ること1時間くらい!? ついに頭が出てきたらしく、触らせてもらうとふさふさの髪の毛が!

もう一踏ん張り!夜中の2時前に遂に産まれました!

夫いわく、最後はヌルッと出てきたらしいです。赤ちゃんと対面したときは、もちろん感動しましたが、不思議な気持ちの方が強かったです。

 

日本では、自然分娩が主流ですが、無痛分娩で産んでも、我が子はとにかく可愛いです。

無痛分娩の良いところは、出産後の回復の速さです。体力をそれほど消耗していないので、数時間後に動けます。私は、少し縫っただけなので、それほどの痛さもなく、出産前とほぼ変わらない生活が出来ました。それでも、大仕事をした後なので、出来るだけ休むように頑張りました。

 

家族もいない外国の地での出産でしたが、出生率の高いフランスらしく、外に出ると妊婦さんや子供をたくさん見かけるので、全く不安はありませんでした。一番心配だった言葉も担当の助産師さんがとて優しい人で、わかりやすく説明してくださり、親身になってくれたので、ストレスのない妊婦生活でした。

今、息子は6ヶ月半になり、日々出来ることが増え、私たちのお客様からも可愛がってもらって、楽しく子育てをしています。

生まれてきてくれた息子に感謝。楽しみがたくさん増えました。これからが楽しみです!

著者:あーみ

フランスでお店を切り盛りしながら、楽しんで子育て中♫

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