三男が5歳になりました。
インスタグラムに初めて育児にまつわるイラストを投稿したのが生後3ヶ月の頃。
そこから約5年、当時のイラストを見返すと忘れていた赤ちゃんとの生活を思い出し、萌え死にしそうになったりしています。
つい最近までそこらへんに転がってバブバブ言ってた三男も、今じゃ一人でトイレ行ったり納豆ご飯をこぼさずに食べたり、おかずが少ないと文句を言ってキッチンに味海苔を取りに行ったりするようになりました。
本当に驚きです。
長男10歳、次男8歳、三男5歳となった今、乳幼児育児中にあったもろもろのお世話(食事補佐・トイレ付添い・お着替え・お昼寝などなど)は生活から姿を消しつつあります。
あんなにも親の手を必要としてそれなしでは生きられないような存在だった我が子が、日に日に色々なことが一人でできるようになっていく。
こんな日がくるなんて、第一子育児真っ只中の10年前の私には想像もできなかったでしょう。
だって当時はこんなにもたくさんのことをしていたんですもの!↓
・授乳及び食事関連のお世話(食べさせる・取り分ける・拭く・拾うなど)
・排泄関連
・着替え
・洗濯(ゲロ・泥・う◯ち等の汚れ落とし含む)
・入浴補佐
・公園通い
・寝かしつけ(夜に響かせないタイミングで昼寝をさせるための時間調整含む)
・適度に歩かせ入眠をスムーズにさせるための散歩
・読み聞かせ
・遊び相手
・家や社会のルールをやんわりと教える
・色々な場面での見守り
・テンション高めにキープ
・様々なシチュエーションでの演技
・とにかく抱っこ
・etc
※これを順繰り絶え間なく行い1日が終了。
それに比べて小4の長男に対する私の主な活動内容はこんな感じ↓
・ご飯の支度
・体育着や給食着、普段着を洗濯
・連絡帳や音読カード等にサインする
・集金袋にお金を入れる
・宿題や身の周りで気になることに助言
あと細々したことがある程度。
思春期になったらもっと少なくなるのでしょう。(以下想像)
・ご飯の支度(弁当含む)
・洗濯
・金銭の受け渡し
・想定外の出来事への対応
乳幼児育児の渦中にいる時はいつまで続くの子どものお世話〜(泣)と思っていたけれど、その時期を通り過ぎたら、なんだかあっけなく去ってしまった感じさえします。
この先どんどん手が離れていくのだとしたら、子どもたちの人生において私がやってあげられることって実はものすごく少なくて、あの大変な時代は唯一母らしいことをさせてもらった貴重な数年間だったんじゃないだろうかなんて思ったり。
もしそうだったら後悔や反省があまりにも多すぎた育児期間だったので、まだまだ手がかかってもいいしこれからも母らしいことをさせておくれ、なんて思うのです。
ここでふと、この先大人になっていく子どもたちに母としてできることって一体何だろう?と考えてみました。
そしたらほとんどのことは子ども自身が自分でできるようになるだろうから特にない、という寂しい結論に達してしまったので(妄想上)、とりあえず毎日のご飯を美味しく作ることだけは何があっても続けていこうと思ったのでした。
子どもの成長、思っていた以上に早くてビビります。
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳
9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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