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「こんなお正月はいやだーーーー‼」親子で思った元日夜の出来事 by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。
2020年の今年、早いもので息子も今年で5歳になります。

思えば0歳の頃はあまりにも儚げな赤ちゃんを守るのに一生懸命だったし、1歳、2歳辺りも全てが手探りでした。でも4歳も後半になった今、なんというか緊張感が完全に消え去ったというか、「子育て、そんな大変なことなくない? 楽勝じゃない?」みたいな不遜モードにすらなりつつあります。

が、そんな私の目を覚ます出来事がありました。それも元日に。 

 

今年はどんな一年になるだろうね~と能天気に過ごした元日。
夜になり、「今夜見る夢を初夢と言って、どんな一年になるかを占うんだよ」なんて話をしながらにこやかに寝かしつけました。
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息子が寝たことを確認し、私も初夢に期待しながら布団に入りました(いまだに初夢にワクワクする30代です)。

が、ウトウトし始めると同時に息子が突然起き上がって一言。
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まさかの急性中耳炎……元日に……!?

そういえば消灯の少し前にちょっと鼻水が出始めたなと思っていましたが、予想外の訴えに動揺しました。しばらくなだめて様子を見ていましたが、なかなか痛みが引かず辛そうな状態に。
以前耳鼻科で「夜中に耳が痛くなったときは痛み止め(子供用に処方されたもの)を飲ませて」と言われたことがあったので、とりあえずその通りにしてみましたが、痛みと眠気で頭がボーッとしてる息子に薬を飲ませるのは一苦労でした。お正月の夜にこのドタバタ。
(※耳の痛みにも色々なケースがあると思うので、必ずしも「薬を飲ませて様子見すべし」ではないと思います)

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なだめすかしてようやく鎮痛薬を飲ませなんとか落ち着いた……と思ったら、その後も30分~1時間おきに「まだちょっと耳が変……(涙)」と目を覚ます息子。強烈な痛みは治まったようでしたが、興奮状態が続いてなかなか深く眠れず、不安になったようで「抱っこしてほしい」と言い出し、18kgの息子を一晩中抱っこする事態に。

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ぐっすり眠れない息子も可哀相だし、私も体力的になかなかキツくて、久々に0歳児時代の夜の辛さを思い出しました。

そうだった……子育てとは、唐突に緊急時の対応力を問われ、無限の包容力を求められ、胃が痛くなるほど子供を案じ、さらには時に睡眠を奪われるものだった。親の責務にお正月も何も関係ないんだった……完全に油断していました……。
(ちなみに夫はお正月も仕事があり、大変疲れていたので私が対応することにしました。休みの日なら交代したけど)

 
その後もちょこちょこ中途覚醒を繰り返し、まだ耳に少し残る違和感と眠気に苛まれた息子は、泣きながら
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と魂の叫びを発していました。私も同じ気持ちだよ……。

結局夜明け前に息子は何とか眠りにつき、翌朝はケロッと元気に過ごしていました。一応耳鼻科に連れて行ったところ、やはり中耳炎という診断。楽しみにしていたお正月なのに、なんとも可哀相でした。

初夢どころではない元日の夜でしたが、子育てはいつだってこういう不測のトラブルが起こりうるんだと再認識して気を引き締めるいいきっかけになった気もします。
これはきっと神様が「子育て楽勝なんて生意気言ってる人には試練を与えちゃうよ?」と軽くジャブを打ってきたのではないかとすら思えてきました。完全に調子に乗っていたことを恥じ入り、初詣では必死に「家族の健康を何卒! 特に息子の健康だけは何卒お願いいたします!」と祈り倒してきました。神様も呆れていることでしょう……。

とにかく今年は適度に緊張感を持って生きていこうと心に誓ったのでした。本年もよろしくお願いいたします……。

 

 

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:4歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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