こんにちは。まぼです。
今回は産後の夫へのイライラ…いわゆる「ガルガル期」についての記事を書きます。
ちなみに、私は個人的にガルガル期という言葉があまり好きではありません。
ホルモンバランスの乱れとかではなく、
産後慣れない育児に奮闘する中で、実際にたくさんの不安やストレス、そして身体的にも負荷がかかります。
自分が一所懸命に育児と向き合えば向き合うほど、パートナーとの意識のギャップにイライラすることは当然なのではないかと考えています。
それぞれの家庭でそれぞれの人間が様々なトラブルを抱えて精神的な葛藤を抱えている状態を、
「ガルガル期」とひとくくりにされてしまうことにモヤモヤしておりました…
我が家の場合、夫は当たり前に出勤前、ひとりで身支度をしているのに、
私はトイレに行くにも「赤ちゃんを夫に見ててもらう」というワンステップを挟まないといけないことが非常にストレスでした。
そして、夫が出勤すると二人っきりの時間がはじまる…
そうなると、トイレに行くタイミングも家事をするタイミングも
いよいよ自分の意志だけでは進められない…
孤独と不安と、なかなか進まない家事と、部屋に響く子どもの泣き声と…
毎日その積み重ねでメンタルはボロボロになっていました。
産後一ヶ月がたち、お宮参りに行った帰りのことです。
慣れない子連れでの外出に、私たち夫婦は心底疲れておりました。
心に余裕があったなら、
「お互い疲れてるもんね、ちょっと休んでから家事をしよう!」と思えるのですが、
この時期私の心と身体は限界を迎えていました。
そしていま言うべきでないことまで掘り起こし、
くどくどくどくど、夫に不満を述べるように…
この時期子どもの泣き声に特に敏感だった私は、夫よりも先に起きて息子をあやしておりました。
…そして起きない夫…
夫の言い分も正しいのですが、
繰り返しますと、この時期私は限界を迎えていました・・・
「なぜあなたを起こすところまで私がしないといけないの?」
「指示とお膳立てをしないと育児も家事もできないの?」
「そもそも、アンタもう親なんだよ」
こんなちょっとした一言から、
一気に溜めていたモヤモヤが爆発しました。
そうだ、私がずっと抱えていたストレスは
「フェアじゃない」ということだったんだ…と声にして気がつきました。
夫にとっては苦い思い出かもしれませんが、(そもそも覚えてなかったりして・・・)
この爆発をきっかけに、夫は積極的に自分の役割を探し、
育児と家事の「自分ができること・自分がすること」を増やすようになりました。
ほかの家庭から見たら当たり前のことかもしれませんが、
夫が行動で示すようになってくれて、私の心は救われました。
いまこうしてお互いを尊重しあい、感謝しあい、
笑顔で過ごせているのは、私の踏ん張りと、夫の頑張りがあったからでしょうね。
産後のイライラは夫婦の危機でもありますが、
そこで夫が示してくれたことにより、
より強い信頼関係が築けたのかな?なんて思います。
著者:まぼ
子どもの年齢:1歳