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産後の不調で気づいたこと

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30歳で初めての出産。妊娠中のつわりや坐骨神経痛を乗り越え、陣痛を迎え、吸引分娩で3874gの大きな男の子が生まれました。感動と嬉しさでいっぱいで、家族や友人たちにも祝福され、本当に幸せな時間に恵まれました。

里帰りで実家に帰省しており、退院後も実母のサポートを受けながら子育てが始まりました。しかし、吐き気と頭痛、倦怠感が退院後なかなかとれず、体調の回復が遅れていました。初産だったこともあり、お産後はこんなに大変なのか程度に考えていました。1ヶ月検診でも、貧血の影響ではないかと診察で話され、鉄剤と吐き気止めが処方されました。

吐き気は落ち着くものの、倦怠感や体力低下は著名で、全身の筋肉痛やコリはなかなか治らず、母乳も退院後1週間で全くでなくなってしまいました。母に頼りながら、子育てに精一杯でなんとか日々過ごしていました。

出産2ヶ月経つ前に、風邪をひいたのを契機に、下痢、吐き気と嘔吐に襲われました。早めに開業医を受診し、点滴も数日通い行いましたが改善せず、近くの病院を紹介され消化器内科に入院になりました。

入院後も、吐き気と嘔吐は変わらず、吐き気止めの注射や座薬もほぼ効果がない状態で、夜も眠れず眠剤を服用していました。そして、専門病院に転院となり、内分泌科に紹介されました。様々な検査を受け、ACTH単独欠損症という特定疾患の病気と診断を受けました。

下垂体から出る副腎を刺激するホルモンが、自己免疫異常により放出されず、コルチゾールという、体のストレス時に必要なホルモンが出ていない状況だったそうです。そして、ホルモン補充療法として、生涯内服が必要となってしまいました。

おそらく、妊娠と出産による体の変化により、発症してしまったのではないかとのことでした。

約3週間体調を崩し、入院となり、育児ができず、子どもにも会えない環境は体だけでなく、心もボロボロになっていました。病室のベッドで泣いたり、夜中に旦那に電話で号泣するなど、情緒不安定な状態でした。

しかし、旦那をはじめ、実家の両親や旦那の両親、兄夫婦、姉、小さな姪っ子たちまでが生まれた息子と私を支えてくれました。必ず誰かが面会に来てくれたり、息子の写メや動画を送ってくれたりと、入院中の心の支えになっていました。

息子も私がいない間に生後2ヶ月を迎え、周りのサポートですくすく育っていました。

退院してからは、体力もついて家事も育児もできるようになりました。そして、改めて育児は家族の協力が必要だと感じました。これから、自宅に戻ってからがまた本番です。頼れるところには頼りつつ、自分の体調をみながら、育児を楽しもうと思います。

妊娠と出産を後悔したことは一度もありません。病気になってしまったことは、辛かったけれど、息子が無事に生まれ、すくすく育っていてくれることで、私は病気と共に生きていけると思いました。

著者:まなみん

看護師で30歳で初めての出産を経験しました。

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