初めての妊娠。つわりもそんなに無かったので、妊娠前と変わらず正社員で7.5時間勤務をしていました。
販売職だったので、仕事中は立ちっぱなし。
6ヶ月後半あたりから少し張りが出てきたけど、通常の張りだと思ってお腹をなでながら、赤ちゃんに「大丈夫だよ。一緒に頑張ろうね」と話しかけてました。
妊娠27周目に入った定期健診の日、いつもより張りが多いなと思っていると、なんと、微弱陣痛でした。
個人クリニックに通っていた私は、すぐに救急車でNICUのある総合病院へ。
救急車の中では、付き添いの助産師さんに、「大丈夫!日本の技術だと今産まれたとしても赤ちゃんはちゃんと生きられる!肺も完成してると思うから心配ないよ!」と励まされました。
あー。私もう産んじゃうのかと、不安と後悔でいっぱいでした。
なんで、フルタイムで働いちゃったんだろう。どうして張った時にもっと休まなかったんだろうと、そればかり考えてました。
総合病院では、張り止めの点滴を24時間。副作用はとてもキツかったです。だけど、その甲斐があってなんとか35週までお腹の中で赤ちゃんを育てることができました。
あと1週間、入院と点滴を頑張れば正期産に入る!と思った矢先、とてつもない痛みが…。これは、陣痛がきたか⁈と思ったら、今度は胎盤剥離でした(T-T)
赤ちゃんの心拍が落ちていること、1分1秒を争う事態だということを説明され、30分後には緊急帝王切開になりました。
2000gという少し小さめの赤ちゃんで、NICUで保育器に入ってました。その後はすくすくと育ち、今年で4歳になりました^ ^
私の場合は、張りが頻繁な日に健診があったこと、胎盤剥離を起こした時に入院してたことが幸運でした。
その後、第二子も授かり、今では2児の母です!
今思うことは、妊娠は確かに病気ではないですが、少しでも異変があれば無理をしないこと、自分の体は自分にしか分からないということ、お腹の赤ちゃんの声をちゃんと聞いてあげることを、もっと慎重にになってすればよかったです。
これから妊娠を考えている方、今現在妊娠中の方、絶対に無理はしないでください。
この投稿を読んで、私みたいに大変な思いをする方が少しでも少なくなればいいなと思います。
著者:なか
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