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二度の流産で不育症検査をすることに。人工授精でついに赤ちゃんがやってきた

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結婚してすぐは二人の時間を持ちたいと子作りはせず、3年目にそろそろ…と思ったころに自然妊娠をしました。しかしいくら待っても心拍が見えず流産。

悲しくて何度も泣いてしばらく塞ぎ込んだ後に、気を取り直して妊活を続けるも、基礎体温もつけてタイミングを狙っていたにも関わらず、1年経っても妊娠しませんでした。これが不妊なのかどうか、受診するほどの症状なのか、不安はありました。しかし、もともと生理周期が長くて1年に10回くらいしか生理が来ないこともあり、勇気を振り絞って不妊治療専門のクリニックを受診することにしました。

私が通ったところは初診の枠が決まっているようで、最初に電話を入れてから受診できるまで3か月ほど待ちました。もっと早く電話すればよかった、と思いました。

 

一度自然妊娠していることやまだ比較的年齢が若いこともあり、まずはタイミング法からスタート。処方されたサプリメントや漢方も飲みました。

各種検査の結果、お互いの機能にそれほど大きな問題があるわけでは無かったのですが、私は排卵誘発の注射をしてもあまり卵胞が育たなかったり、夫の精子の運動率が低かったり、フーナーテストで一度も合格ラインに達しなかったり、半年経っても妊娠の兆候は見られませんでした。

 

この時点で結婚4年半が経過。私は、比較的早く結婚したにも関わらず、私よりも後に結婚した友人や後輩たちにどんどん子供が産まれていることでどんどん焦りと悔しい気持ちでいっぱいでした。芸能人の出産ニュースにも嫉妬しかありませんでした。

親からもそれとなくプレッシャーを与えられていました。何度も泣きました。夫も一緒に泣いてくれました。1日でも早く子供がほしい気持ちでいっぱいでした。

 

そんな気持ちをクリニックの先生にも伝え、人工授精にステップアップ。夫は少しでも精子の状態が良いほうが良いと言ってくれて、自宅採精ではなくクリニックに行ってくれました。「この日に」と決まったタイミングで行う必要があるので急に仕事を休む必要があります。幸い夫はフレックス制度の職場だったので、夫は朝クリニックに寄ってから仕事へ。私は午前中の半休で仕事へ。私も比較的休みを取りやすい職場だったので治療していることを誰にも明かさずに有休をとっていました。

 

2度目の人工授精で、妊娠の兆候がありました。しかし1度目の妊娠のときと同じく、心拍が確認できずにまた流産。不思議なもので、2度目となると流産の悲しみにも少し慣れてしまいました。

 

クリニックからは、2度の流産の経過が同じような傾向があるため、不育症の検査を勧められました。不育症の治療で有名なクリニックを紹介してもらいました。不育症の検査は約10万円かかりましたが、夫もぜひ検査したほうが良いと言ってくれ、もう藁にもすがる思いで受診しました。検査の結果、人によっては原因が特定できない人もいるようですが、私は薬の処方によって妊娠可能性が高まるとのこと。

その結果をふまえて、もとのクリニックで人工授精を続行。なお、流産後は2回は生理を見送ってからでないと治療を再開できなかったので、その期間もずっと焦りと悔しさでいっぱいでした。

再開した次のターンでは、不育症の薬の処方があったためか気持ちもずいぶん楽になっていました。この時の夫の精子運動率も過去最高。そして、期待通りに妊娠。しかも心拍を確認することができました。不妊治療クリニックに通い始めて1年3か月でした。

2度流産していたので、正直またいつ流産するのか気が気ではなく、安定期に入るまではなるべく人に言わないようにして過ごしました。悪い夢も何度も見ました。幸い、妊娠してからは特にトラブルもなく、無事に出産することができました。ずっと待ち望んでいた子供に巡り合えて、今は幸せでいっぱいです。

 

比較的順調に経過した方だとは思いますが、累計すると不妊治療には40万円近くかかっていました。流産の手術は保険金がおりたり、医療費控除で多少は戻ってきたものの、振り返るとかなり出費していました。

それでも今子供と3人で暮らせているこの現実を思うと、まったく後悔はありません。むしろ感謝しかありません。もし少しでも悩んでいる人がいたら、ぜひ治療という選択を躊躇しないでほしいと思います。

著者:抹茶ルーペ

不妊治療の末、2019年第一子を出産。

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