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「これからいきむぞ~」という矢先、分娩室で夫が失神!

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妊娠中から夫は立ち会い出産を楽しみにしていました。

 

「ぼくがいるから安心して出産に臨んでね!ずっと手握ってる!」と自信満々に言ってくれていたんです。

陣痛が来た時は幸運なことに夫が1日休みのときで、「陣痛きた!」と言うと「ついにかー!大丈夫だからね!」とすごく嬉しそう。

夫の余裕の表情を見て、「頼もしいなぁ」と感心していました。

 

陣痛が1分間隔になってくると聞いたことの無いわたしの大声にびっくりしたのか、だんだん夫の表情が硬くなっていきました。

顔の血色がだんだん悪くなり、握ってくれている夫の手も徐々に冷たくなってるのを感じたのです。

痛みに悶えながらも「だ、大丈夫?顔色が·····」と私が声をかけるほど夫の様子がおかしくなっていました。

 

 

その後、破水したため分娩室に移動。その時にはすでに夫はかなり弱っていて(笑)、後ろから細い声で「が、がんばってぇ·····」と応援してくれていました。

 

「さぁいよいよいきむぞ!」というときにバタンッ!と音がしました。

「ん?」と思いながらもいきむことに集中。

すると後ろから「旦那さん!!!しっかり!」と看護師さんの声がしました。

「まさか…」と思い、振り向きたかったのですが、私もそれどころではないのでとりあえず無視!

看護師さんの私への「深呼吸して!」という声と、夫への「旦那さん!深呼吸、深呼吸!」という声が入り混ざって、「なんなの?夫も出産するの?」とちょっと面白くなってしまい、しばらくお腹に力が入りませんでした(笑)。

なんとか無事に出産を終え、夫の方を見るとソファにぐったり…。完全に寝そべっていました。

 

 

夫は「よかったー!!!てか、オレ、カッコ悪すぎでしょおおおお~!」と嘆きながら感動と切なさで涙を流していました。

おまけに倒れたときに頭を床にぶつけたらしく、おでこの横には小さなたんこぶができていました。

「パパも頑張った証だねぇ。」赤ちゃんの手でたんこぶをなでなで。

「パパ、失神するほど私たちのことを心配してくれてありがとね」と赤ちゃんと一緒に感謝を伝えました。

 

家族思いのパパであり、純粋でかわいい夫のお話でした。

著者:たなかが

初産。40週0日で女の子を出産。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。