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状況を伝えあってどうするか一緒に決める。3人育児を乗り越えるコツは夫との朝ミーティング by マルサイ

幼稚園のバス停仲間のママさんが出産されてもうすぐ1ヶ月。
初めて赤ちゃんを見たとき、私の脳みそのどこからかなんらかの母性物質が分泌されるのを感じました。

 

 

赤ちゃんかわえぇ〜‼︎欲しい‼︎産みたい‼︎育てたい〜‼︎
新生児育児は大変だったはずなのに、赤ちゃんを目の前にすると幸せな記憶ばかりが思い出されます。

新生児育児はどのお母さんも大変だと言いますが、うちの場合どんなふうに大変だったっけ?と思い返してみました。

・三男の時はたいして大変なことはなかった。
・次男の時は2歳だった長男とのダブル育児が大変だった。
・長男の時はとにかくキツくて大変だった。

初めての育児は肉体的にはもちろん(主に寝不足)、大人だけの生活から赤ちゃんのいる生活に慣れることも大変でした。
里帰りはしなかったので、夫婦でこの新生児期をどう乗り越えていくか手探り状態でもありました。

 

夫は家事育児の協力態勢がバッチリだったので、妻としてはありがたいことばかりでした。

今なら感謝しまくって堂々と甘えて思う存分ラクをしますが、当時は主婦としても母としてもスタートを切ったばかりで、夫に対する見栄のようなものがありました。

手抜きや代替策がなければ育児と家事の両立なんてあり得ない!と言い切れる今と違い、両立できないことは母失格・主婦失格の烙印を押されてしまうことのように思っていたんです。

なので素直に「できない」と言えず、手を差し伸べてくれる夫に対して張り合うように動いてしまったこともしばしば。

仕事を調整して家事育児の時間を設けてくれることにも負い目があり、絶対無理なのに「私がやる」と名乗り出て、結局できなくて夫に尻拭いをしてもらうというパターンも何度もありました。

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いざ手伝って欲しいシチュエーションがあっても変な意地が邪魔をしてうまく頼むこともできず、態度で大変アピールをするものの察してもらえず勝手に苛立ったり…。

当時はずいぶん空回りをして無駄に大変な思いをしていました。


三男出産後がそれほど大変に感じなかったのは、とにかくなんでも夫婦で話し合い全てを共有していたからだと思います。

長男の時は言葉が足りず誤解を招き衝突することがあったので、気になることがあった時などはその日のうちに話し合い、モヤモヤを引きずらないようにもしていました。

自分の状況をしっかり伝え、相手の気持ちや考えも聞き、その上でどうするか相談して決めていく。
二人で決めたことであれば責任を片方に押し付けることもなくなりますし、少なくとも自分ばかりが負担を抱えているような意識は確実に減ります。

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夫婦がすれ違わずに同じ視点で歩んでいくためには、やっぱり話し合うことが一番だと思います。

この先に初めての育児以上に大変なことがあったとしても、一人で抱え込まなければきっと乗り越えられるはず。
そして子どもたちが悩み多き年頃になったときにも、なんでも話し合える家庭であればいいなと思います。

 

 

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著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳

9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。

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