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新型コロナの影響で夫は産院に入れない。孤独に戦ったはじめての出産

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出産予定日を過ぎてちょうど1週間経った日の朝、起きた時に何か下半身に違和感を感じてトイレに行ってみました。
すると、ナプキンいっぱいに見たことがない緑色の液体がドバッと出ていました。

とりあえずナプキンを新しい物に交換し、洗濯機をかけようと動いているとまた何か流れ出る感じがしました。

その日の9:30〜産婦人科で検診予定でしたが、その時間までもたないと判断し旦那に「コレはヤバいかも。早く病院に行きたい」と伝えました。

すぐ産婦人科に電話すると、「何分で来れますか?」と聞かれ「10〜15分で行けます」と答えて車で向かいました。

 

到着してからは看護師さんに入院の荷物を取りに来て貰って院内へ。
旦那はコロナの影響で入れないのでそのまま駐車場でお別れをしました。
病院に入ってからはすぐ内診して貰って、やはり破水だと言われました。入院着に着替え、陣痛室へ案内され血圧を測りました。

特にすぐ何かする訳ではなく、様子を見る事になり、その日は普通にベッドの上で読書をしたり、携帯を見たりとゆったり過ごしました。

楽しみだったのはご飯とおやつの時間。特に昼ご飯は美味しかった。だって朝ご飯食べる前に家を出たから。

夜ご飯を食べて21時には就寝。血圧は数時間おきに測りに来ていて、22:30と24:00にも来た。ちょうど日付を越えた5/7 0:00頃から少しずつお腹が痛くなって来た。

3時まで不規則な感覚でやって来る腹痛に耐え、助産師さんに腰をさすって貰ったり湯たんぽでお腹を温めて貰った。

3時を過ぎてからは腹痛が規則的になり、本陣痛が始まった。毎回来る痛みに歯を食いしばって目を閉じる。痛い時は「早く治(おさま)って」と。痛みが引いた時は「もう(陣痛)来るな」と。それを何回繰り返したか分からないけど、NSTで赤ちゃんの心音を聴いていた看護師さんが朝6時くらいに「心音が聞こえない」と慌ただしくなり、いきなり「分娩室へ行きましょう」と言われた。

陣痛でベッドから起き上がるのもやっとの所、自分の足で廊下目の前の分娩室へ看護師さんと一緒に歩いた。

そこからも大変で、自分で分娩台へ座って横になり、シムスの体勢になるように言われた。自分1人では出来なかったので助産師さんと看護師さんに体を整えて貰った。陣痛は続いていて、助産師さんが呼吸法を横で教えてくれた。

 

妊娠後期の時に行くはずだった妊婦教室もコロナの影響で開催されなかったので、予習さえ出来ていなくてそれはすごく不安だった。

ちゃんと呼吸出来るだろうか。少しずつ回数を重ねる毎に、何となくこんな感じかなと感覚が掴めてくる。

すると段々と腰やお尻の方が痛くなってきた。

 

助産師さん曰く、「赤ちゃんが少しずつ下に下がって来てるからね」と。本当に少しずつ少しずつ下りて来てるので、分娩台に上がってからどれくらいの時間経っているか、周りはどういう状態なのかは目を瞑っていたので分からない。

そして体勢を仰向けにして足を開いて出産の格好をしたら、助産師さんから一言。「髪の毛が見えてますよ」もうそこまで下りて来てるのかという嬉しさと、あとどれくらいで出て来るの?という不安でいっぱいだった。

最初は数人しか居なかった分娩室が、声や虚な景色で分かるのが明らかに人が増えていた。

なかなか出てこない我が子に1人の看護師さんが、私が横になっている分娩台へ膝をかけ、両手を私のお腹の上へ持ってきた。何をするのかと思ったら、私がいきむ時に一緒のタイミングでお腹を押して外へ赤ちゃんを出そうとしていた。

「そうやってやるんだ」と思いながら頑張っていきむ。1回目か2〜3回目か忘れたけど、その時に一気に恥骨出口まで赤ちゃんの頭が出て来たのが分かった。

めちゃくちゃ痛かった。

それから次の陣痛が来たら完全に出て来るんだと思ったのに、その後20〜30分陣痛の波はこなかった。先生や助産師さん、看護師さん達みんな、タイミングが来ないのであたふたしてその時間を過ごした。

そして陣痛を促す為に、乳首を摘んだり脚をさすったりして何とか軽い陣痛が来た。その時、最後の力を振り絞って思いっきりいきんだ。すると物凄い痛みと共に、我が子が出て来てくれました。明らかに会陰が裂けた感じがあり、それがめちゃ痛かった。赤ちゃんの泣き声も聞こえて来て、「あ、泣いてる」と一仕事終えて自分が出産した事を実感しました。

その後の会陰縫製は痛々しかったです。計量された我が子を胸の上に連れて来て貰って抱っこした時、小っちゃい体ですごく軽いなぁと感じました。腹痛から始まり、出産までは約9時間掛かりましたが、本陣痛が来てからの時間を計測するみたいなので実質6時間で出産した事になります。

著者:ミルク

34歳の初産ママです。妊娠後期から血圧が高くなり、赤ちゃんも平均より体重が大きいと予想されていたので帝王切開になるかもしれないと先生に言われていました。結果、自然分娩になりホッとしています。出産は大変でしたが、それだけかけがえの無い命を迎える事が出来たと思います。

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