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筋腫合併妊娠で緊急入院!コロナ対策で面会できない夫と毎日チャットで気持ちを伝え合いました

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妊娠前から子宮筋腫があることは分かっていたのですが、特に治療の必要はなく様子見と言われていました。

 

16週の妊婦健診のエコー検査の時に、少しお腹に痛みがあったのですがその時は強く押し当てられたせいかと思っていました。

その数日後から虫垂あたりの位置がズキズキと痛むようになり、触れてみると鶏卵大の腫れがありました。

 

自宅で様子を見ていましたが少し触れるだけで鋭い痛みが出るようになって来て、大腸の炎症かと思い受診し、念のため婦人科の先生にもエコー検査して頂くと、「痛いと言っている場所に腸は無く筋腫がある」とのこと。

では私の腸はどこへ行ったのかと衝撃を受けましたが、いつの間にか子宮が大きくなって大腸は脇腹の方へ追いやられ、今まで大腸があった場所まで子宮になっていて、筋腫が圧迫されて変性という壊死のような状態になり炎症を起こしているということがわかりました。

 

血液検査の結果、炎症反応の数値が高く出るまでには数日かかるということで、その時は入院が必要なほど数値が高いとは判断されず一度帰宅する事になってしまったのですが、痛み止めの服用くらいではどうにもならずにこれからもっと痛くなることは目に見えていたので不安でいっぱいでした。

 

案の定、帰宅後みるみる悪化し起き上がることも食事をとることも排泄もできなくなってしまいました。筋腫が痛すぎて腹圧がかけられず腸閉塞のように腸は全く動かなくなって、おなかの中に石が詰まっているような痛みと苦しさでした。

夜中に受診しても、家族にも負担がかかるし救急外来も人手不足だろうと思い、なんとか朝まで我慢して救急車を呼んでもらいました。

救急搬送してもらうまでの間、激痛で眠ることもできませんでしたが、主人が経口補水ゼリーや茶碗蒸しなど少しでも食べられそうなものを持って来てくれて、私を抱えながら起き上がらせてくれたり、横になる時も、私の背中の下に潜り込んで体重を預けさせてくれたり、とにかく私の痛みが少しでも減るように献身的に介抱してくれました。

救急車の中でも私の既往歴や搬送直前の状態などを一生懸命説明してくれました。

義母にも付き添ってもらっていたのですが、救急外来の処置室で義母の前でも私の手を握ってくれたり頭を撫でてくれました。後から聞くと、照れとかは頭になく自然にそうしていたと言っていました。

 

コロナ対策で入院中は一度も面会できず、激痛が続いて車椅子生活だったのでラウンジに通話をしに行く余裕も無く、声を聴くことすらできませんでしたが、自宅での献身的な看病を思い出し感謝の気持ちでいっぱいで、毎日チャットでやり取りをして気持ちを伝え合っていました。

 

まさか妊娠5ヶ月で産科に入院することになるとは思っていませんでしたが、コロナ対策で外来の母親学級が中止されている中、入院病棟で短時間のマタニティクラスを開いてくれたり、他の妊婦さんたちそれぞれの症状、理想的な食事メニュー、病棟の様子などもわかり、出産入院の前に勉強になることもたくさんありました。

 

筋腫は子宮の外側にあり胎盤や産道を邪魔していないし赤ちゃんや羊水のためのスペースも十分にあるということで、とにかく私が痛い思いをするというだけで赤ちゃんに影響はないとのことでした。

栄養不足になった時期があり私は貧血になったりもしましたが、私の華奢な体の中でも赤ちゃんはいつも平均より大きめに育ってくれていました。

ドラマとかにあるような「今回は赤ちゃんを諦めてください」という場面が頭をよぎり、とても不安だったので、せっかく授かった赤ちゃんが無事でいてくれたことが本当にありがたかったです。

まだ痛みがあって通常の生活は送れなくても、自宅でも入院中のような生活を送って安静にできるなら退院してもいいということで、10日目に退院することになりました。

 

退院後は主人が私を安静にさせながらコロナにも感染させないようにと、とにかく色々なことに気をつけながら何でもしてくれます。

おかげで鋭い痛みの再発はなく、お腹は張りやすいですが安静にしつつ、再入院することなく自宅で過ごせています。

筋腫があるまま妊娠するとこんなに痛いのかというほどの激痛でしたが、夫婦の絆は強まり、色々と学ぶこともあり、悪いことばかりではないと思えました。

子宮の病気などで妊娠出産に不安のある方も多くいらっしゃると思いますが、希望を持って一緒に乗り越え、子供を抱く夢を叶えたいです。

著者:ジャスミン

8月出産予定の初産婦です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。