丸3か月みっちり続いた我が家の休園生活にはなくてはならないものだった「ぬりえ」。
息子よ!母の本気のぬりえを見よ!!
私は絵を書くことはもちろん、ぬりえも大好き。
ここはただ塗るだけでなく、いっちょ大人の本気を…!と濃淡つけて絵に立体感を出そうと思った。
ちなみにこの時塗っていたのはフルーツだったので、光の当たり方をグラデーションで表現したり、ちょっと黄緑なんかも混ぜてみずみずしいフルーツに挑戦した。
え!?
えええええ!?
母の力作が一気に息子の手によって容赦なく、ガッシガッシと力強く上から塗りつぶされていく。
おおぅ…紙、破れるんちゃうか…。
母のぬりえを塗りつぶし!息子の心理たるや…
な…なるほど…。
「薄い部分」→「白っぽくて未完成」
だと思ったらしい…。
そいうえば昔。幼稚園生だった頃の姪に、プ●キュアを書いてあげた時である。
スカートのフリルなどを繊細に細かく、グラデーションで影を付けて色を塗ってあげた時
「もっとしっかり塗って!」
「全部ちゃんと塗って!!」
と怒られたことを思いだした。
子どもにはまだ大人の美学は分かっていただけないらしい。
とはいえ、子どもが一生懸命力強く塗った絵は大好きである。
毎日息子と一緒に楽しんだぬりえは大切にとっておきたい。
丸3か月も続いた息子との濃密な2人生活の、思い出である。
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:3歳
関東出身、関西在住。3歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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