食べられなくて、吐いてばかりの辛い悪阻期間。
でも、いま振り返ると、長女の時も次女の時も少し不思議な体験をしていました。
それは、悪阻中に美味しく感じたものが、子どもの食の好みと一緒だったことです。
長女の時は、悪阻中に食べやすいと言われる酸っぱい物やサッパリした物を色々試してみたのですが、全然ダメ。
頑張れば食べられるけど、食べたいと思いませんでした。
巷で噂のマ○クのポテトはとても脂っこく感じて気持ち悪くなりました。
そんな時、母が買ってきてくれた甘い菓子パン。
正直、甘いパンがそんなに好きではないわたしでしたが、一口食べてみると美味しい!
悪阻中に唯一美味しいと思えました。
そして産まれた長女は、ミルクも母乳も大好きな赤ちゃん。
離乳食と幼児食は難航するも、パンは大好き。
そして、甘いものが大大大好き!な子どもに成長しました…。
不思議なことに、私自身は長女を産んでからは、すっかり甘いパンに惹かれなくなりました。
そんなこんなで、次女の妊娠中。
前回の教訓を生かして甘い菓子パンを買ってきたのですが、なぜか美味しくない!
甘ったるく感じて食べる気がしませんでした。
同じ母親でも、同じ悪阻はないのね…なんて思いながら、今回も試行錯誤。
しょっぱい具材のおにぎり、しょっぱい惣菜パンなど、
次女妊娠中はしょっぱい食べ物を美味しく感じました。
そして産まれた次女は、ミルクも母乳もあまり好きではない赤ちゃん。
心配していましたが、離乳食が始まるとバクバク食べる食べる!
そして、2歳になった今では甘いお菓子が嫌いで、しょっぱいお菓子が大好きなこどもに成長しました…。
「クッキーいやない!せんべい!」と、せんべいばかり食べています。
もしかして、悪阻中に食べたかった物は、お腹の中にいた子ども達が食べたかった物!?
まさかね。
なんて不思議に思いながら、このことを母に話すと、
「そういえば、あなたがお腹の中にいた時は、納豆が食べたくて、納豆ばかり食べていたわ。」と母。
母は納豆がとても嫌いで、食べているところを一度も見たことがないので驚きました。
そして、やっぱりわたしが納豆大好きなのです。おやつにお菓子ではなく納豆を食べるくらいに。
偶然なのか、本当にお腹の子が要求しているのかは分かりませんが、不思議な体験でした。
悪阻中に自分の嫌いな食べ物を食べたくなったら、もしかしたらお腹の中の子どもの大好物かもしれませんね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あひる
年齢:アラサー
子どもの年齢:4歳と2歳
お喋りな姉妹に振り回されているお母さん。心配性で育児中もすぐに不安になるタイプです。おおらかでドーンとしているお母さんに憧れながら日々邁進中。
ブログ:ぐーたら育児生活
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