こんにちは、イシゲスズコです。
7月1日から小売店でのレジ袋有料化がはじまりましたね。
エコの観点から使用が推奨されているマイバッグ。
でも子どもたちが小さい頃、我が家では別の理由でマイバッグが活躍していた時期がありました…。
今回はそんな、マイバッグの思い出です。
お兄ちゃんたちがまだ幼稚園に通っていた頃のことです。
当時、当時、乳児だった娘と園児の兄二人を抱えた私にとって、子連れの買い物はとても負担が大きいものでした。
手に荷物を持って子どもたちを車から降ろす、どの子もおいて行くわけにはいかない…
結果、歩ける子を促しながら両腕に下二人を抱えて買い物の荷物を持って階段を登る…なんていう、今目の前で誰かやってたら「危ないよ!」って言ってしまうような状態になっちゃう。
なるべく買い物の回数を減らすために宅配してくれる生協を利用したり、夫や実家の親が見てくれる間にダッシュでスーパーを往復したりしていました。
見てくれる人がいるときに買い物にいける機会があるのはとても助かっていたのですが、荷物を持ち帰ったときに問題が起こってしまいます。
帰宅して子どもたちに気づかれる前に買い置きのおやつや夜中にこっそり食べたい大人用のアイスをしまい込みたい私。
でも子どもたちはレジ袋のカサカサいう音を聞きつけてダッシュで駆け寄ってきて、そして袋からじわっと透けて見える中身を見てしまうのです…
「おやつ!」
「アイス!」
「食べたい!」
「今食べたいぃぃぃぃ!」
と台所は大騒ぎ…
そんな攻防に終止符を打ってくれたのが、たまたま雑誌の付録で手に入れたマイバッグだったのです!
エコだし〜と思ってレジ袋を断って使ったマイバッグ。
荷物を抱えて帰っても子どもたちは無反応。
遊びに夢中になっている間にそーっとおやつやアイスをしまう私。
そうなんです。
ビニールのようにカサカサ言わないし中身も透けて見えないマイバッグだと子どもたちは「買い物をして帰ってきた」「中に食べ物が入っている」と気づかなかったのです!
それからしばらくの間、マイバッグをカバンに忍ばせてコンビニでこっそりおやつを買ったときや買い置きのおやつを買うときに活躍してもらいました。
お兄ちゃんたちが大きくなってきてその手は使えなくなり、そしてだんだん私の買ってきたものに大して興味を示さなくなっていき…
子どもたちの成長に伴って一度に買う量も多くなり、お店でもらったダンボールを抱えて帰ることも増えてきた今日この頃。
マイバッグを使うこともなくなっていましたが、今回の有料化でまたカバンに忍ばせるようになって思い出した、大変だったけどふふふっと笑ってしまうような、そんな懐かしいお話でした。
著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:高校生から小学生の4人
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
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