妊娠31週にして帝王切開で早産した私。
私が先に退院し、NICUにいる小さなつららのところへ搾乳した母乳を持って毎日通う日々が始まります。
産後でまだまだ体調が整っていなかったため車で送り迎えをしてもらいました。
朝は元気でいるか心配でソワソワしながら行き、帰りは後ろ髪を引かれる思いで帰りました。
そして病院では毎日初めての連続!
保育士をしておりましたが沐浴もこんなに小さなオムツ替えも初めて!
看護師さんや助産師さんに助けてもらいながら少しずつ慣れていきました。
そしてついに、、、憧れの授乳ができるまでに成長してくれました。
今まで授乳室ではお母さんみんなが赤ちゃんを連れて授乳している中、私は一人搾乳器で搾乳していました。
すごくすごく羨ましくておっぱいをあげられる日を楽しみにしていました。
助産師さんについて来てもらい初めての授乳、、、
こんな気持ちは初めて、、、泣きそうになるのを堪えながら一生懸命おっぱいを飲んでいるつららを目に焼き付けました。
もう本当に母性が溢れて胸がいっぱいで爆発しそうでした笑
今でもあの時の気持ちを強く思い出せます。
つららのペースで少しずつ大きくなっていき病院で初めてのクリスマスを経験し、初めての年越しも一緒に過ごすことができました。
年を越した元旦。
ついに体重が2000グラムを超えました。
2000グラムを超えることができたら退院することができると言われていたので、すごく嬉しかったです。
つららの出産予定日は1月の下旬でしたが、この元旦の日に家に連れて帰ることができることとなり大喜びしました。
まだまだ小さく不安もありましたが、毎日一緒にいられると思うと幸せな気持ちでいっぱいになりました。
そしてついに初めての外の世界へ!
初めて外の空気に触れたつららは眩しそうにかわいいくしゃみをひとつして、私はそれさえも心配して急いで車に乗せたことを思い出します。
これから一緒に沢山の「初めて」を経験して親子になっていこうね。
どうぞよろしくね!
新しい毎日がこうして始まりました!
おしまい
これまで読んで頂きありがとうございました!
妊娠期から出産までを描かせて頂き、思い出しては描きながら思わずウルウルしてしまうこともありました。
一生で一番大切で幸せな思い出をこのように形にすることができたことを感謝しております。最後までありがとうございました!
著者:ふゆだこん子
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
ふゆだつらら(1歳)女の子のお母さんです。人見知りで自己主張薄めの娘との毎日!
家族の中では自己主張強めなつららに奮闘中。日々、楽しいことを見つけながら過ごしています。
Instagram:@fuyuda__conco
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。