こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小3男児と3歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
女児は“小さくてもレディ”だという噂はかねがね耳にしておりましたが、我が家の娘も成長するにつれ、その片鱗が色濃く見られるようになりました。
いやはや…。女児って本当に、教えてないのにピンクのふりふりのお洋服を好んだり、プリンセスに憧れたりするんですね。
5年間、野生児のような息子しか育てていなかった母は(息子と娘は5歳違い)、娘の“小さなレディ”っぷりに驚かされるやらかわいいやらで、とても新鮮に感じられたのでした。
しかしそのレディっぷりに大いに困らせられることも…。
それは、朝の服選び…。
娘の保育園は、思わぬ事故や怪我・虫刺され予防のために、登園時は「長ズボンと飾りのついていないシンプルなTシャツ」が推奨されています。まあ公園遊びのときにスカートやレースをひっかけたり、スパンコールがお友だちを怪我させてしまうことを考えると当然ですね。
しかし、娘の好きな服は…
ただでさえ時間のない朝に、
「おかあさんがえらんだこのふくはやだ!」
「保育園は怪我しちゃうからこれじゃないと駄目なの」
「わんぴーしゅがいいの!」
「いやいやいやTPOっていうのがあってだね…」
と、毎日バトル!
あらかじめ何着かチョイスしておいた服の中から選ばせてみても、「わんぴーしゅがいい!」の一点張り。
頑なに引かないときは、“登園時はワンピースを着て、園に着いたらTシャツとズボンに着替える”という手段に出たことも…。当時は保育園の先生がたで、今日は娘ちゃんはどんなドレスを着てくるのかと話題になっていたようです(恥)。
しかし何度かバトルを繰り返すうちに娘も成長したのか、“保育園がある日はTシャツとズボン、お休みの日は好きなものを着られる”と理解して、母の用意した服を着てくれるようになりました。
こうしてしばらくは(朝の服選びに関してだけ言うと)平穏な日々を送っていたのですが、そう…新型コロナウィルスの関係で、保育園が長期休園に。
娘は「しんがたころなういるしゅだからおそとにはでれない」と言うことは理解しつつも、保育園がずっとお休みになる。─と言うことは、毎日好きなお洋服を選びたい放題なわけですよ!
娘は毎朝目をキラキラさせながら好きなお洋服を選んで、1日に何度もお着替えしていました。
でも、大好きなお外遊びもできないし、お友だちにも会えない。お散歩中のワンちゃんをなでなでさせてもらうこともできないし、お買い物のついでにお菓子を買ってもらうこともできない。
ならばせめて好きな洋服を着させてあげようと、フリフリのワンピースを新調したりもしました。
しかし日が経つにつれ「今は毎日好きなお洋服を選べているだけに、保育園が始まったらまた朝の服選びに難儀しそうだなぁ…」と言う心配が母の胸にじわじわと。
そして緊急事態宣言が明け、いざ保育園が始まってみると…
「今日から保育園が始まるから、Tシャツとズボンね」
「うん!わかった!」
と、あっさりとTシャツとズボンで登園してくれました!
長い休園中にも、娘の心は思っていたより成長してくれていたようです。
今、“小さなレディ”の毎朝の服選びに苦労されている親御さんも、成長に伴って解決されるかもしれないので、気を長くして、適当に受け流してあげてくださいね!
─と、何回目かの“小さなレディの服コレジャナイバトル期”真っ最中の自分に言い聞かせる私であった。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、3歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
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