こんにちは!野原のんです。
今回からちょっと衝撃的だったある託児所でのお話を少ししてみようかなと。
小さな頃から保育園へ通っている長女いっちゃんですが、1ヶ月だけ保育園に行っていなかった時期があるんです。
それは引越しによって通っていた保育園を退園しなければならなかった時。
次の保育園に入るまでの間、私も旦那も仕事が休めなかった為に近くにあった託児所を月額で利用することにしました。
当時いっちゃんは1歳。
この時何となくで決めたこの託児所利用でこの先何年も…10年経った今この時もずっと後悔することになるとは思ってもみませんでした。
その託児所の第一印象は『アットホーム通り過ぎてもはや部屋』
古い外観そのままの古い室内で入ってすぐに12畳ほどのワンルームがあり、奥にキッチンやトイレがあるこじんまりとした所でした。
申し込みに行った時に小学生低学年らしき男の子がひとりと、3歳くらいの女の子がひとり。
職員さんは昔保育士をしていたという年配の女性がひとりいました。
かなり時間がなかったのもあり、他は見学には行かずにこの託児所に決めたのですが、これがそもそもの間違いだった…。
申し込み時の説明では日中の過ごし方やご飯と手作りおやつの話などを聞いて、料金説明を受け、普段いる子どもの人数や年齢・働いている職員の勤務体制なども話しました。
職員さんは明るくてサバサバした、はっきりと物をいうおばちゃんという感じ。
普段はもうひとり同じような年齢の職員さんがいて、基本的には2人でみているとの事でした。
多分大丈夫だろうとその場で1ヶ月申し込んで帰宅し、翌日から早速いっちゃんの託児所通いが始まりました。
持ち物は保育園と変わりない感じ。
朝送って行くと話で聞いていたもう1人の職員さんもいて挨拶ができました。
職員のおばちゃん2人は仲がいいんだろうなぁという雰囲気で、その日も子どもは小学生の男の子と3歳くらいの女の子、それともう一人年長さんあたりかな?という年頃の男の子もいました。
いっちゃん自身ほとんど人見知りの無い子だったのもあり、すんなりと朝は預けられました。
「さすが保育園に通ってただけあるなぁ」なんて言われていたのを覚えています。
そして仕事終わり、急いで迎えに行くといっちゃんはラックの上でウトウトとしていました。
やっぱり知らない場所で知らない人たちだったから疲れちゃったのかな?と思いながら入ると職員さんが困ったように笑いながらいっちゃんを抱っこして連れてきました。
「全然泣けへんし遊ぶし食べるしで元気やってんけどねぇ、お昼寝がどうしても嫌やったみたいで寝付けないのかエライ泣いててたんよ〜。だからお昼寝してなくて…今さっき遊びながら眠そうやったからラックに乗せてみてんけどなぁ…」
「あぁそうなんですね、すみませんありがとうございます」
職員さんからいっちゃんを受け取って抱き上げるとそのままスッと寝ちゃったのを見て、人見知りは無いにしてもやっぱり環境の変化はもろに出るか〜…と少し申し訳なく思いました。
職員さんは結構大変だったのか「いつもどうやって寝てるの?」と困ったように聞いてきたので「抱っこ紐でおんぶしたらすぐ寝るんですよ」と答えると「おんぶひも無いねんなぁ」と。
いくらお昼寝するのがいっちゃんと3歳の女の子の2人だけだとしても、職員も2人なら確かにずっと泣き叫ばれてちゃしんどいかもしれないなぁと思い「もしあれでしたらいつも使っている抱っこ紐おんぶもできるやつ持ってきましょうか?」
そう言ったら
え?背負うの?私が?
一瞬、この返しの意味が理解が出来ませんでした。
保育園に預けているならまずこんな提案はしませんが、このこじんまりとした託児所で限られた職員数。なるべく手間を減らすのであれば子ども自身が馴染みのある抱っこ紐を使うという手もあるのでは?試してみるなら持ってきますよという思いから提案してみたのですが、この職員さん達にはそうは伝わらなかったようで
「いやおんぶ紐は腰にくるわぁ!」「背負えって言われたのかと思ったや無いのー!」と2人で笑っていました。
初日に感じたこの「あれ?」という感じ。
それがどんどんエスカレートしていったんです。
続きます。
著者:野原のん
年齢:アラサー
子どもの年齢:小4(長女)・小2(長男)・2歳(次女、三女の双子)
関西でフリーダムな子どもたちをフリーダムに見守りつつ、漫画やイラストを描いているオタク主婦。子育てのモットーは「気楽にいこうぜ何事も」
・Twitter :@non4nohara
・ブログ:それキツネやで!のんfour育児