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「明日、帝王切開で赤ちゃんを出そう」突然の提案でも冷静に受け止めたはずが…大崩壊!? by 白目みさえ

こんにちは。白目みさえです。

長女妊娠時、8ヶ月も後半に差し掛かった頃に妊娠後期高血圧症と診断された私は入院していました。


入院生活も約1ヶ月が過ぎましたが、血圧も下がらなければ生まれる気配もなく、むしろ入院生活にも慣れてきて、お風呂の順番取りとかめっちゃ上手くなってました。

 

 

ふと気がつけば、ほぼほぼ予定日間近という、そんなある日の出来事です。

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※NST…ノンストレステスト
赤ちゃんの心拍やママのお腹の張りを見る機械を使ってグラフ化し、お腹の中の赤ちゃんの様子を見る方法です。赤ちゃんにストレスをかけずにできることから、このようなネーミングになっているのだとか。

 

入院中の妊婦さんは1日に何回かこれをやるので、白目はもう慣れたものです。
赤ちゃんが動いて心音が拾えなくなっても、慌てることなく静かにナースコール。
ちょっとくらいのズレなら自分で直してました。

新人看護師さんの練習台になることもあり、巻きが甘いと「もうちょっときつい方がいいかも」と助言などさせて頂いて。

そんな日課となったNSTでしたが、この日は少しだけ様子が違ったのです。

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なんだか、結果のグラフを見た看護師さんが異変に気づいたようでした。
さすがにいつもと違う反応に少し不安を覚える私。

聞かれた質問に答えると、看護師さんは深く頷いて足早に部屋を出て行きました。

 

そして間もなく戻ってきた看護師さんに
「白目さん!ちょっと診察行きましょう!」と言われ、
私は臨時診察を受けることになりました。

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…ハイ!?

いやもう青天の霹靂とはこのことかと思いました。

帝王切開!?
私の出産プランにそんなん一回も出てきませんでしたやん!
なんやったら3日前にソフロロジー研修受けたとこですけど!?
イメトレも呼吸法もめっちゃ上手くなりましたよ!?(知らんがな)

でも先生は珍しく真面目な顔で(失礼)こう続けられました。

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そうなんです。数日前のエコーで、赤ちゃんあまり大きくなっていないことが気になっていて。

それだけならまだしも、どうやらさっきのNSTによると、お腹が張るたびに赤ちゃんの心拍が弱くなっていたんだとか…。

先生がおっしゃるには、「お腹の中で、確実に赤ちゃんに良くない『なにか』が起きている。もう十分正産期に入っているので、すぐに出した方が安全だ」と。

急に言われて頭は全く働いていませんでしたが、私はキッパリとこう言いました。

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我ながら格好良かったと思います。
ドラマや漫画で一度は聞いたことあるこのセリフ。

先生に明日の帝王切開手術をお願いし、私は診察室をあとにしたのです。

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早速旦那や両親(新居の片付けをしてくれていた)に電話。
主治医に言われたことを伝えると、とても動揺していました。

でも「大丈夫」と。「心配しないで」と。
私は力強く言って、「明日赤ちゃんに会いにきてね!」と言って電話を切りました。

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とは言え初めての手術です。
準備物や家族に持ってきて欲しいものやスケジュールなどについて、看護師さんに確認しようと思った白目は、最初に異変に気づいてくれた看護師さんを部屋に呼びました。

お忙しい中「5分くらいしたら行きますからね」と言ってくださり、私は病室で看護師さんを待ちました。

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我ながら格好悪かったと思います。
ギャグ漫画とかで見たことある展開。
イキった分のギャップが格好悪い。

内心全然大丈夫じゃなかった件。

 

当たり前やん。こわいに決まってるやん。
手術は初めて。妊娠出産も初めて。なんやったら入院も初めてですから。

「あかん、もう死ぬ」って思ってましたし、自分の妊娠中のあれこれが悪かったのではという後悔の念と、夜中に赤ちゃん死んだらどうしようという不安とでもう心も顔もぐっちゃぐちゃ。

それでも看護師さんはものすごく丁寧に話を聞いてくださいました。

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なんて優しいお言葉。
もうこの言葉にどれほど救われたか。
手術直前までこの言葉は私の支えになっていました。

妊婦はホルモンバランスも崩れるし、赤ちゃんを胎内で育てているプレッシャーもあるし、不安定になって当然だよ?
その言葉を聞いて白目はこんな不安も吐き出してしまいました。

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いやこれでもメンタル扱うプロを名乗っていましたので。
感情コントロールなんてまるでできてなくて、お恥ずかしい次第で。

本当にマタニティブルーでした。
ホルモンには勝てねえなあと強く実感した出来事でした。

それでも「看護師でも助産師でも不安になるから大丈夫」と言ってもらえて本当に安心しました。

「明日も手術前に来てくださいいいいい」と看護師さんに約束をさせて、白目は安心して眠りについたのでした。

 

 

 

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著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、5歳

心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。

インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」

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