こんにちは!野原のんです。
前回に引き続き衝撃だった託児所話を…。
いっちゃんを託児所に預けるのは1ヶ月予定でした。
初日の違和感に少し不安を感じつつも、1ヶ月だけだし月謝で払ったしな…と翌日以降も連れて行っていました。
数日でいっちゃんも馴染んだようで、最初のようなぎこちなさや警戒する様子も無くなり、連絡ノートにはこんな風に遊んでたよと毎日細かく詳しく書いてありました。
徐々に私の中の不安も薄れていったある日、お迎えに行くと初めて会う小学校中学年くらいの女の子がいました。
お迎えに来た私を見るとパタパタと走り寄ってきて
となかなかの質問責めに…
おおう!勢いのある子やな…!とびっくりしつつも「いっちゃんのママやで〜」と返事をしつつ近づいてきたいっちゃんを抱き上げました。
帰る準備をしている間ずっとマシンガンのように絶え間なく質問を投げかけてきていました。
なんて思いながら家に帰ったのを覚えています。
その女の子は次の日も、また次の日も、翌週になっても毎日託児所に来ていました。
そして毎日毎日飽きる事なく玄関に出てきて座り、いろいろな事をひたすら話してくれていました。
その会話の中で、日中いっちゃんをとても可愛がってくれるのはとても伝わってきたので純粋にありがたいなと嬉しい気持ちもありました。
小学生の〇〇ちゃんは、少し年より幼い印象をうける自由な性格をした子で話してる間も絶え間なく動いて喋ってしていました。
ふと、職員さんがあまり〇〇ちゃんの動向に注意したり口を出さないのは少し気にはなりつつ…
元気のいい子や。いっちゃんみたいに短期入所なのかな?くらいの感覚でいました。
が、そんな中である事が起きたんです。
それは女の子が来始めてから数日後、迎えにいった時の事…
託児所の前に自転車を止めたらカーテンの隙間からいっちゃんが外を覗いていたのですが、なんとその手には
え!?
と驚いて慌てて中に入ると、手も顔も服も手に持っているお菓子の粉まみれないっちゃんが笑顔でこちらを見ながら、ボリボリと袋ごとそのお菓子を食べ続けていたんです。
この時いっちゃんはまだ11ヶ月。
こういうスナック菓子というものを食べさせていませんでした。
単純に虫歯が怖いのと、味が濃いし塩分も多く、アレルギーの有無もハッキリ出きっていないこの月齢にはまだ必要ではない、むしろあげたくないと考えていたからです。
私はすぐにお菓子を取って職員へ渡しました。
食べさせないで欲しいと動揺しつつも伝え、ウェットティッシュで口の周りや手を拭きました。
保育園だとしても乳児クラスに入るこの年齢ではまずこんなおやつは出ません。
これはちょっと困るなぁ、、と思いつついっちゃんの顔や手を拭いていると職員が
「みんなで食べ始めたから、この子だけアカンていうのも可哀想で…ママごめんねぇ」
と言いながら水に濡らしたタオルを持ってきました。
まだ家でも食べていないので、かわいそうかもしれないけど食べさせないで欲しい。必要なら赤ちゃんせんべいも持参すると伝えると
「私らは食べさせないけど〇〇ちゃんがこっそりあげたりしちゃうかもしれない…あの子いっちゃんの事お気に入りみたいやし私らのいう事なんも聞けへんから…」
と…。
この言葉に、いや子どものせいではなく、そこを止めるためにいるのが保育者で管理者としてのあなたたちなのでは…という気持ちで更にモヤモヤが…。
ふと職員の後ろを見ると、いっちゃんがさっきまで食べていたお菓子の袋をいつの間にか取って手に持ち、ボリボリと食べながらこっちを見ている〇〇ちゃんの姿がありました。
職員も気がついているはずなのに何も言わず、、
『うーん、、何かな、、やっぱりここの託児所のやり方違和感を感じるんだよなぁ、、』
薄まっていた託児所への不信感がまたムクッと沸き上がり、我が子の命を預ける相手である職員への不信感と、まだ個人個人に合わせた細かい善悪なんて判断出来ない〇〇ちゃんの出来ればやめてほしい優しさへの恐怖もジワジワと出てきて私の気持ちを侵食していき、その週は残り3日仕事を休ませてもらって託児所もお休みしました。
続きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:野原のん
年齢:アラサー
子どもの年齢:小4(長女)・小2(長男)・2歳(次女、三女の双子)
関西でフリーダムな子どもたちをフリーダムに見守りつつ、漫画やイラストを描いているオタク主婦。子育てのモットーは「気楽にいこうぜ何事も」
・Twitter :@non4nohara
・ブログ:それキツネやで!のんfour育児