こんにちは、ユーラシアです。
息子が未就園児の頃から、少しずつ自宅学習(市販のワークなど)を始めました。
といっても「お勉強」という感じではなく、迷路や間違い探し、図形合わせなど、どれも幼児向けの易しい問題ばかりでしたが、そんな中でもほんのりと得意不得意が見えてくるものなんですね。スラスラ解ける問題もあれば、問題を理解するまで少し時間がかかるページがあったり。
得意不得意がみえてきたワーク
文系理系といったら大げさですが、なんとなく息子の将来が想像できる気がしてちょっと面白く(興味深く)感じていました。
息子が得意だったのが間違い探し。私よりも早く間違いを見つけ出すので、間違い探しのページが来る度に「得意な問題きたね~!」と、ついつい囃し立ててしまうことも。
一方、苦戦していた分野もあったので、これは息子の不得意分野なんだと思い込み、応援の気持ちを込めつつ「これはちょっと苦手だよね、ゆっくりでいいよ~」などと声をかけていました。
苦手なワークを渋るように…
いつものようにワークに取り組んでいたある日。
間違い探しの問題に挑戦していたのですが、これが案外難しく、なかなか答えを見つけられずにいました。
あまり難易度が高いとやる気が失せてしまうんじゃないかと思いつつ見守っていましたが、息子は「だいじょうぶ。とくいだから」と根気よく問題に向き合っていました。
しかし逆に、苦手分野の問題が出てくるとまだ解いてもいない内から「これ、にがて。やだ」と渋るようになり……。
得意不得意というより、自信の有無がここまでハッキリしていて驚いたのですが……これってもしかして、いやもしかしなくても、私の声かけのせいでは……??
私が「得意だね、さすがだね」などと褒めた分野には自信を持つことができたようだけど、逆に「苦手なんだね」と指摘したことで自信を失ってしまっていたんですね……。
よかれと思って……というか、正直あまり深く考えずに言ったことがこんなに顕著に子供に影響してしまうとは。
このままじゃ子供の自信を粉々に打ち砕いてしまうと思い、「これ、にがて」と言う息子に「え? そう? できてると思うけどなあ」としれっと前言を撤回してみたりしましたが(ひどい)、あまり納得してもらえなかったので余計な茶々を入れたことを素直に謝っておきました。
声掛けはなるべく前向きな言葉で
以来、子供には安易にネガティブな声かけをしないよう心がけています。ワークでも習い事でも、苦戦している姿を見たときは「がんばってるね」等、なるべく前向きな言葉をかけたり。
私は根が後ろ向きなため、ついポロッとマイナスなことを言ってしまい即座に後悔することもありますが……。
大きくなると嫌でも得意不得意を自覚することになると思いますが、今はまだ可能性は無限大ですし、「なんでもできる!」の精神で挑んでいってほしいです。あ、でも突然「なんだかできる気がする!」と言ってバク転をしようとしたり、階段の踊り場から飛び降りようとするのはやめてほしいです。心臓に悪い!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:5歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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