こんにちは!マルサイです。
三男が小学校へ入学し、とうとう三兄弟全員が小学生になりました。
部屋にランドセルが三つ並ぶ頃にはきっと子育てがひと段落しているはず!とそのときをひとつの目標に頑張ってきたので、なんだか感慨深いものがあります。
新たなステージに突入してこれまでとは違う忙しさもあるのですが、ようやくひと段落したと言えるところまできました~。
ひと段落したらしたで、三男が生まれたあたりのひっちゃかめっちゃかだった頃が恋しくもあるのですが…。複雑な親心であります。
さてさて!
今回はそんなひっちゃかめっちゃか時代に『やっておいてよかった!』と思った、
[自立を促す仕組みづくり]についてのお話です。
三男が生まれたとき、長男は5歳、次男は3歳でした。
まだまだなにかと世話のかかる二人に0歳児が加わる…生まれたら相当ヤバいことになるのは明らかでした。
兄二人には赤子が生まれるまでに身の回りのことを最低限でいいからできるようになってほしい。それこそが乳幼児三人育児の成功の鍵!と考え、家の中のあらゆる場所の仕組みを見直しました。
当時子どもの着替えは全てクローゼットにあり、入浴後に着る子どもたちのパジャマは私が用意して脱衣所に置いていました。
ですがしばしば用意するのを忘れ、そんな時は子どもたちを風呂場で待たせ素っ裸のままクローゼットまでパジャマを取りに行ったりしていました。
赤子が生まれて一緒にお風呂に入るようになったら…と考えた時、そんな悠長なことはしておられん!という考えに至り、脱衣所に子どもと私の肌着・パジャマ関係のものを置くことにしました。
こうして[入浴前は母がクローゼットにパジャマを取りに行き脱衣所に準備し、入浴後はそれを着る]というシステムが、[入浴後は脱衣所の棚を開けてパジャマを取り出して着る]というシステムに生まれ変わったのです。
めちゃくちゃラクになりました。
(今思うとなんでもっと早くそうしなかったのか謎です)
ほかにも幼稚園へ持っていくコップとタオルの置き場所を見直しました。
それまでコップとタオルはシンク下に収納し、登園前の準備も降園後に園バッグから出すのも私がやっていたのですが、次男の入園も控えていたのでセルフでやってもらうシステムに変更しました。
・キッチンの入り口付近の壁にフックを取り付け、コップはそこにかける。
・タオルは洗面所に置き、朝起きたら顔を洗いに行くついでに用意する。
そして幼稚園から帰ってきたら洗面所で手を洗うついでにタオルを洗濯に出し、コップはおやつを取りにきたついでにキッチンのシンクに置きます。
子どもの動線上に置き場所を設け、用意するのも洗いに出すのも自分でするように習慣づけました。
特に登園前は三男のオムツを変えたり抱っこ紐を装着したり私自身の準備に時間がかかっていたので、コップとタオルを自分で用意してくれるだけでもかなりラクになりました。
それからオモチャや本を片付けやすいよう[ポイポイBOX]を用意したり、園服や上着を脱ぎっぱなしにしないようポールハンガーを導入したり。
親がやってあげるのを前提にしていたそれまでの仕組みを、子どもがひとりでできるようにひとつひとつ見直していきました。
こうして三男がお腹にいる間はどこをどうしたら子どもが自分でできるようになるのか、あーでもないこーでもないとしょっちゅう家具の移動や配置換えをして過ごしていました。
ついでに大掃除や断捨離もし、家族がひとり増える分のスペースの確保も!
三男が生まれてからは目のまわるような忙しさだったので、心の底から「生まれる前に家中の仕組みを見直しておいて本っ当に良かった!」と思いました。
もしあの時この仕組みづくりをしていなかったら、未だに子どもたちのお世話に追われて続けていたかもしれません…(ゾッ!)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:小6・小4・小1
小6・小4・小1の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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