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「僕のことはあまり褒めてくれない」長男が感じていた不満の理由  by ぴよととなつき

先日、長男が私に衝撃の一言を放ちました。

『お母さんは、僕のことはあまり褒めてくれない。』

「そんなことないやろ!?」と長男の言葉を否定したものの本人がそう感じているのには理由があるはず…と私が子どもたちを“褒める”場面を振り返ってみました。

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アピール上手な次男と、集中して物事に取り組む長男。
できあがったものは長男の方が明らかに完成度が高いのですが、「見て!」と積極的に私のところに持ってくる次男を褒める回数の方が多いかもしれないと思いました。

それだけでなく、私自身心のどこかで「長男は次男より2歳も上なんだからできて当たり前」と思ってたのかもしれません。

 


もうひとつ、長男が「自分が弟より褒められていない」と感じることのひとつに、次男は長男に比べて何でもできるようになるのが早かったというのがあるような気がします。
次男は歩く、話す、読み書き、自転車に乗れるようになるのが、長男の時より早かったのです。


でもそれは次男の力だけでなく、長男の影響も大きかったのではないかと感じました。


誰しも新しいことに取り組む時、新しい場所に行く時、知らない人がたくさんいたら緊張してしまいますよね。
第一子である長男も、初めて子育てをする私も何度もそんな場面を不安や緊張とともに駆け抜けてきました。しかし、第二子である次男はそうではありません。

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ずっとお兄ちゃんがやってること、お兄ちゃんが行ってる場所、お兄ちゃんの友だちを知っているのです。そしてそばには不安も緊張もないお兄ちゃんとお母さんと一緒。

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次男が何でもできるようになるのが早い理由は、近くに年の近い長男がいたから安心して挑戦できた結果なのかもしれません。

それなのに、次男ばかりが褒められていては長男もいい気がしないよなぁと反省しました。


長男の一言をきっかけに、私は子どもたちからの「褒めて!」というアピール待ちではなく、彼らが頑張っている姿を積極的に褒めていこうと夫婦で話し合いました。

そして、長男にはお兄ちゃんとしての自信を持ってほしいので、次男が何かをできるようになった時にはこっそりと「お兄ちゃんがそばでお手本を見せてくれたからだね」と声かけをしています。

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著者:ぴよととなつき
年齢:華の30代♡
子どもの年齢:小1と年中
関西在住イラストレーター。私、夫、クールな長男、キュートな次男で送るピヨトト家の毎日をインスタグラムにて更新中!我が家のツッコミ育児エピソードを、子育て中の皆さまに楽しんでいただけると嬉しいです。

書籍:『#ピヨトト家~うちのアホかわ男子たち~』(マガジンハウス社)
instagram:@naxkiiii

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