こんにちは。tomekkoです。
3兄弟それぞれのバースプランについての体験談、最終回です。
前回はバースプランも何もなかったドタバタ次男の出産でしたが、唯一経産婦としてできれば叶えたかったことがありました。
上の子に、弟が生まれる瞬間を見せてあげたい。
自分もこんなふうにして生まれてきたということを目の前で知る機会は、一人っ子だった自分にはできなかったことですし、実際体験できる人は多くはないでしょう。
男の子ばかりということで性教育という意味でも赤ちゃんが生まれることの大変さも知って欲しかったし、まだ小さかった次男は無理としてもなんとか長男だけでも…!と願っていました。
なんせ次男の出産が2月のインフルエンザ対策期間で入院中も病室に入ることすら許されなかったので…
三男の出産予定日は5月。
早まってもインフルエンザの時期にはかからないし今度こそ!とバースプランに書き込みました。
そして臨月になり、いよいよ陣痛がきたわけですが…
真夜中!!しかも明日も普通に学校!!(涙)
長男は一度寝ると朝まで絶対に起きないタイプ。
出産は何時間かかるかわからないし、ひとまず朝になってから伝えよう、ということで病院へ向かいました。
当初は陣痛の進みも早く、すぐ生まれちゃうかもねーという様子だったのですが、途中で陣痛が微弱になり促進剤を入れて悶絶することになり、想定よりも時間がかかりました。
家では義母が1人で長男と次男を見てくれていたのですが入れる兄弟は上の子だけ。(という病院の規定でした)
義母も大変になってしまうし、なかなか生まれる様子も無かったので長男は通常通り学校へいくことになりました。
結局生まれたのは、長男が学校に着く頃。
あれだけ願っていたことなんだから、今思えばちょっと無理してでも連れてきてもらえばよかったかなぁという微妙なタイミングでした。
でもその時はワタシ自身陣痛促進剤の痛みで過呼吸、意識朦朧状態。
3回の出産の中で一番みっともなく泣き叫んでいたので、こんなとこ見せて怖がりの長男に無駄な恐怖心を植え付けなくてよかったのかも、とも思います。
結局出産当日(早朝出産だったからすごくゆっくりできた)の夕方落ち着いたところへみんなで会いにきてくれて、抱っこしたり指や足に触ったりと穏やかな対面ができたので、それはそれで悔いはありません。
出産って本当にその時その時で違うし、案外思い描いていたバースプランはできなかったり必要なかったりすることも。
何よりも安全で母子ともに健康なお産ができることが大切なので、バースプランはあまり細かい夢を描くよりも、対応の良い助産師さんやケア体制の整っている産院を探すことに力を注いだ方が結果的な満足度は高いのかもしれませんね。
(バースプラン関係ない結論になっちゃってごめんなさい)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:tomekko
おっとり長男、もっちり次男、たぶんあっさりな三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日のようすを描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。
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