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胎動が痛くて泣いた! 〜深夜の骨盤ぐりぐり体操〜

妊娠5か月を過ぎた頃、お腹の赤ちゃんの胎動がはじまった。
娘はお腹の中でとてもよく動く子であった。

 

たまに、「これ腹ん中で運動会してねえか?」というほど激しく手足をチャキチャキと動かすようなときもあり、そんな胎動に、わたしは泣いた。

 

泣いたといっても「わ〜♡動いた〜♡」と感動して泣いたのではない。
娘が動くたびに痛くて痛くて悶え苦しみ泣いたのだ。
周りでは「胎動が痛い」なんて聞いたことがなかったのだけれど、ネットで検索してみるとわりとこの痛みを体験している人はいるらしい。

 

中でもとくに恐怖だったのが、「深夜の骨盤ぐりぐり体操」である。

 

なぜか夜寝るときになると活発に動き出すことが多く、特に骨盤のあたりを「ぐりぐり〜」っと押される感じの胎動はもはや地獄であった。寝れない。
なんかね、でっかいペンチで骨盤をこじ開けられてるような感じ。

 

ちなみにこの「ぐりぐり体操」というネーミングは夫が考えた。
人の痛みも知らないで呑気な名前をつけやがって、いつかでっかいペンチで骨盤こじ開けてやる。

 

深夜、「うわぁ〜」とわたしがうめき出すと、「お?ぐりぐり体操はじまった?」などと言いながら呑気な夫は腹に手を置いて「ぐりぐり♪ぐりぐり♪」と掛け声をかけるのだ。
こいつめ、いつかでっかいペンチで骨盤こじ開けてやる。(大事なことなので二回言いました)

 

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胎動はお腹が大きくなるほどどんどん強さを増した。
そもそもわたしはお腹大きめ妊婦で、ただでさえ肋骨に赤ちゃんが食い込んでるような感じ(?)で痛かったのだ。
その上にこのぐりぐり体操である。

 

そんなぐりぐり娘も出産予定日の2日前には産道をぐりぐり通って無事産声を上げ、わたしたち家族を喜ばせた。

 

産まれてからというもの、周りのどの赤ちゃんよりも早く寝返りをし、ハイハイをし、立って歩き始めた娘は周囲の大人たちから「スーパー赤ちゃん」などと言われており、わたしはその様子を見て「なるほど、お腹の中でひそかに練習していたのかもしれないな」などと思った。
努力家のイチロータイプなのかもしれない。(わたしは親バカタイプなのかもしれない)

 

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時はたち、もうすぐ3歳になる娘は、今では外の世界で手足をぶんぶんと振り回し、あっちへこっちへと駆けまわるので追いかけるのが大変だ。

 

ついこないだまでお腹の中で夜毎ぐりぐり体操をして母を泣かせていたあの子が、今わたしの前で「ママー!」と笑って手招きをする。
そのごく当たり前に思える娘との日常は、もしかしたらわたしが出会った中で一番の奇跡なのかもしれない。

 

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著者:はなこ
年齢:28歳
子どもの年齢:3歳

2012年生まれの娘を持つ1児の母。娘との日常を描いた はなこのブログ。や はなこの約4コマブログ  を運営し、日々くだらないことばかり書いている。重度の親バカ。 また、自身の育児体験を活かし ママと赤ちゃんの産後MEMO にて産後のママのための情報も発信中。

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