妊娠6ヶ月の頃、安定期とあってつわりも減り、よく食べるようになっていました。そのせいか赤ちゃんもお腹もぐんぐん大きくなり、妊婦さんとわかる体系に。腹帯や腹巻をまくとより妊婦っぽく、マタニティを着ると完全に妊婦でした。
お腹が出てきて1番気になっていたのは「ぶつけないか」ということ。なぜなら我が家は3LDKに元気な子供4人が住んでいます。キッチン、廊下、洗面台と、そこかしこから人がひょっこり出てくるんです。
しかも結構なスピードで移動していたりするものでるから、妊婦にとってはとても危険。私はお腹に腹帯をまき、腹巻を着け、曲がり角ではお腹に手を当てガードしていました。しかし妊娠21週目に差し掛かったころ事件は起こってしまいました。
次女がキッチンに急に入って来た時に、お腹にドンとぶつかって来たのです。私はパスタの入った鍋を両手で持っていたので防ぎようがありませんでした。また次女はその頃身長が140センチ、体重は40キロくらいあったので、まあまあの衝撃。痛くて一瞬息が止まりました。お腹の方は出血もなく大丈夫でしたが、鉛筆でも持っていたらと思うとゾッとします。
次女に悪気はないとはいえ、赤ちゃんがいるからねとゆっくり移動してもらうよう注意しました。
そして同じような事案でヒヤッとしたのは同じ妊娠6ヶ月、週数でいくと23週目中盤の頃、買い物に出かけた時の事です。特売日だったので混雑した店内をカートで回って、レジに向かおうと角を曲がったところでした。いきなりお腹に衝撃が走ったのです。斜め左横の死角から、オバさんがカートで突っ込んできたのです。
私のカートの持ち手部分に当たり直撃は避けられましたが、持ち手がちょうどお腹の高さにあったのでゴツンとピンポイントで当たり、じわじわと痛みが広がっていきます。
そのオバさんはというと、急いでいるからか速足でそそくさと去って行きました。私をチラ見したのにわざと気づいていないような素振りをしてきたので、腹が立ちました。
邪魔にならないように売り場の隅っこでしばらくじっとして、2、3分で痛みがマシになったのでレジへ。
徒歩で来ていたのですが重い荷物を持つと出血してはいけないと思ったので、家までタクシーで帰り、荷物も玄関まで運転手さんに頼んで運んでもらいました。痛みはまだ少しありました。恐る恐るトイレで出血がないか確認したところ問題なし。本当に良かったと思います。
次女の件もオバさんの件も、もっとお腹の大きい妊娠8~10ヶ月での出来事だったら、赤ちゃんに衝撃が間違いなく伝わっていたと思います。心底「腹帯・腹巻でお腹を守っていて良かった~」と思った出来事でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
年齢:35歳
子どもの年齢:14歳、13歳、10歳、7歳、6か月
中2の男の子(継子)と中1・小4・小1の3姉妹(実子)、6ヶ月の男の子がいます。ステップファミリー4年目。再婚相手は12歳年上。心のよりどころは3姉妹との月イチの女子会(カラオケ・ランチ・ショッピング)と、お笑い全般。大好物は吉本芸人の漫才。
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