４度目の妊娠にしてはじめて「赤ちゃんが小さい」と言われました。赤ちゃんの形がまだ見えず、再健診の場で発育状態が良くないことを示唆されました。
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1週間後の健診までには出血など色々トラブルが起こるのではないか…と担当医に言われたものの出血は無い日々を送っていました。
そして、健診が翌々日にせまった朝のこと……
起きてからいつも通り身支度をし、トイレに入りました。
拭いた時にぬるっとした感覚。オリモノかな？とも思いましたがトイレットペーパーについている色ですぐに血だとわかりました。
最初はピンク色に近い色の出血から始まりました。
量は500円玉くらいの大きさでトイレットペーパーが汚れていました。
ちょうどその日は休みだったので寝て過ごしました。
生理痛のような痛みが伴っていましたが、担当医からは「もし日曜だったり、夜に出血したら慌てずに翌日の朝に診察に来てください」と前もって言われていたので、病院へは行きませんでした。
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出血を見ていよいよか…と半分諦め、半分諦めきれない気持ちでいました。
次の日の朝会社を休みすぐに産婦人科へ向かいました。
診察台に上がって映し出されるエコー画像で心拍の止まった我が子が見えてしまう…そう思うと診察台から逃げ出したくなりました。
パッと映し出されたモニターの画像にはなんと少し成長して心臓が動いているわが子がいました。
こんなに嬉しいと思ったことは今までなかったです。そしてこんなにほっとしたことも初めてでした。
そしてこんなに頑張ってくれている赤ちゃんを応援しようと担当医が言ってくれました。この日から1週間仕事は休むように、と診断書も出してもらいました。
この時まだ生理痛のような痛みは止まらず出血量はかなりありましたが、薬だけもらって帰宅しました。
次回に続く
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著者：育田 花
