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【医師監修】妊娠超初期(妊娠1ヶ月:妊娠0~3週)

2020-04-24

妊娠が確定する前の「妊娠超初期」は、ママの卵子とパパの精子が出合い、受精卵となって着床していく神秘の時間です。この頃の子宮や体はどう変化していくのかを解説していきます。

監修医師

笠井靖代先生

日本赤十字社医療センター
第二産婦人科部長

三井記念病院産婦人科、東大病院の研修医を経て日立総合病院産婦人科に勤務。その後、東京大学大学院医学系研究科に入学し生殖発達加齢医学を専攻。同研究科を修了した後、米国タフツ大学New England Medical Centerに留学。帰国後は日本赤十字社医療センター産婦人科に勤務し現在にいたる。専門は出生前相談と更年期。専門医としてだけでなく、自ら40歳で出産した経験から、多くの妊婦さんに妊娠・出産への不安や悩みに応えている。

妊娠超初期っていつのこと?

■ここでは、妊娠4週にいたるまでの時期を「妊娠超初期」と意図しています。

「妊娠超初期」の医学的な定義にはありませんが、妊娠0週0日は妊娠に至る直前の月経の初日にあたり、妊娠2週0日がおよそ排卵の時期になります。

妊娠4週0日以降になってはじめて「妊娠○○週○○日」といいます。

妊娠超初期 妊娠初期
(0週) (1週) (2週) (3週) 4週※ 5週
最後の月経がスタートした日 排卵→受精 次の月経の予定日。妊娠検査薬の反応が出てくる時期

※妊娠4週以降で「妊娠〇〇週」といいます。

■妊娠超初期、子宮の中では何が起こっている?

生理が終わり、排卵が起き、放出された卵子に精子が潜り込んで受精すると「受精卵」となります。受精卵となった卵は約6日かけて子宮へ到着し子宮内膜に潜り込み始め、さらに約1週間かけて完全に内膜へ埋没します。この時点で「着床完了」と呼ばれる状態になります。

■妊娠するとなぜ月経が止まるの?

子宮の中で着床への動きが起こっている頃、同時にママの体の中では“妊娠したときだけ分泌されるホルモン(hCG)”が出始めます。このホルモンが妊娠黄体や甲状腺に働きかけ、スムーズに妊娠を継続できた場合、子宮内膜がはがれないように内膜を保ち、次の月経は起こらなくなります。

■検査薬でも反応が出にくく妊娠がわかりづらい時期

妊娠超初期は、卵子と精子が出合い、受精卵となって子宮内膜に着床するまでの神秘の時期。妊娠検査薬でもまだ妊娠が検出できず、胎嚢もまだ小さすぎて超音波検査をしても発見できません。

しかし、自覚はなくても妊娠は始まっていますから、特に妊娠を希望する人、可能性がある人は普段から、不要な薬は使用しない、X線やCT検査は控える、また生活習慣などに気を付けておく必要があるでしょう。

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