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【医師監修】妊娠36週(妊娠10ヶ月:妊娠後期)

2020-04-23

妊娠36週の赤ちゃんの様子

全ての臓器が出来上がって、ふっくらと脂肪をたくわえている時期

36週のエコー写真。ほほ笑んでいるようす。赤ちゃんはおなかのなかで泣いたり笑ったりしています画像提供:丸茂レディースクリニック

身長は45cmを超え、体重はこの1ヶ月で3000gほどまで増えていきます。ふっくらした赤ちゃんらしいからだつきをしています。

腎臓や膵臓が完成し、呼吸器や心臓、消化器など、全ての臓器はかたちも機能も出来上がりです。膵臓は、もう赤ちゃん自身の力でインスリンを分泌しています。ママがたくさん食べると、赤ちゃんに送られている血液の血糖値も上がります。それが必要以上であれば赤ちゃんの膵臓はインスリンを分泌して脂肪として蓄積する、というしくみが出来上がっています。この時期、赤ちゃんが骨盤のなかにおりてくるので、胃のつかえがとれて食欲アップする人が多いのですが、食べすぎには注意しましょう。

監修医師

丸茂 元三先生

産婦人科医
丸茂レディースクリニック 院長

産婦人科専門医、超音波専門医。東京大学医学部附属病院産婦人科 助手等を経て、板橋中央総合病院産婦人科 医長ののち、2013年9月 丸茂レディースクリニック開設。

妊婦36週のママの体の変化とアドバイス

おなかが頻繁にはる
「前駆陣痛」を感じることも

臨月を過ぎると、不規則な張りや痛みを感じても、少し経つと治まる陣痛の練習のようなものがあります。これは「前駆陣痛」といわれて、痛みの間隔や強弱もバラバラで、本格的な陣痛にはつながらず、しだいに治まっていきます。

お産につながる陣痛の場合は、子宮が繰り返し強く収縮して徐々に痛みが強くなり、回数も増加。下腹部からの痛みがおなか全体や腰まで広がります。陣痛かなと思ったら、時計を見るようにしましょう。痛みが始まって、おさまり、次の痛みが始まるまでを1回とカウントします。1時間に6回ぐらいの陣痛が規則正しく起こるようなら(10分間隔)、産院に連絡を入れて、来院するタイミングを確認しましょう。

初産の場合、一般的には陣痛開始から出産までは長丁場になるので焦らずに、痛みと痛みの合間に落ち着いて行動して。破水していなければシャワーもOK。リラックスして過ごすことで体力を蓄え、長いお産に向かっていけます。

監修医師

海老根 真由美先生

産婦人科医
白金高輪海老根ウィメンズクリニック 院長

産婦人科専門医。2013年 産婦人科、婦人科、助産師の外来を中心とした白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開設。

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