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【医師監修】妊娠10ヶ月(妊娠36週・37週・38週・39週・40週)

2020-04-20

いよいよ赤ちゃんに会える日が近づいてきました。赤ちゃんは子宮の中がきゅうくつになってきて子宮壁に寄りかかっている姿も見られます。10ヶ月を迎えたら出産の兆候を見逃さないようにおなかの張りや体調をよく観察しながら過ごしましょう。

監修医師

平松祐司先生

岡山市立総合医療センター顧問
岡山大学名誉教授

周産期医学、産婦人科手術学、婦人科腫瘍学を専門とし、女性ヘルスケア全分野に幅広い医療を提供。日本産婦人科手術学会、日本糖尿病・妊娠学会の理事長も務める。また、産婦人科手術書の編集主幹として安全な手術の普及にも取りくみ、現在も産婦人科全分野の診療にあたっている。特に妊孕能温存手術を希望する多くの患者さんが全国から受診している。

妊娠10ヶ月のママとおなかの赤ちゃんの様子

【ママの体】
子宮口が柔らかく開きやすくなり、赤ちゃんが出てくる準備が始まります。赤ちゃんの頭がさらに下がってきますので、胃の圧迫感が薄れ食欲が戻ってくるのもこの頃。同時にお産にそなえて骨盤の骨が緩んでくるので、恥骨部が痛くなったり、下がってきた赤ちゃんの頭で膀胱が圧迫されトイレが近くなり、白っぽいおりものが増えてくるのもこの時期の特徴です。頻繁におなかの張りを感じるようになってきますが、お産の始まりのサインである「陣痛」や「おしるし」(少量の出血)、「破水」を見逃さないよう日々の体の変化に注意して過ごしましょう。

【赤ちゃんの様子】
4頭身の体型になり、赤ちゃんらしい体つきになってきました。ふっくらと皮下脂肪がつき丸くなった体を覆う肌はピンク色に。全ての臓器が完成し、肺の機能や体温調節機能も成熟していつ外の世界に出てもいいように備えています。おなかの中で寝たり起きたりを繰り返し、大きくなった頭でママの子宮頚部をぐんぐんと圧迫するようになります。

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妊娠10ヶ月のやることリスト

やるべきこと

緊急連絡先のリストを作成
・陣痛タクシーなど移動手段の連絡先
・病院、産院の電話番号
・パートナーの職場の電話番号、メールアドレス
・家族の電話番号、メールアドレス
特に産院、病院までの行き方はパートナーや家族としっかり相談し、メモなどに残しておきましょう。また、陣痛や破水はいつ来るかわかりません。車の混む時間帯、深夜、病院、産院までのルートなどを最終確認しておきましょう。
出産の兆候が見られたら病院、産院へ
一般的におしるし(血の混じったおりもの)が出たら出産が近づいているサイン。数日後に陣痛が起こることが多いのでしっかり覚えておきましょう。また破水した場合はすぐに病院、産院に連絡し指示を受けましょう。

やっておくとよいこと

入院、出産用品を最終チェック
病院、産院から指示された用品、さらにストローやテニスボールなど陣痛に備えたグッズも入院バッグに入れておくと安心です。また、赤ちゃんの洋服なども忘れずに。車で退院する人はチャイルドシートの装着も必要です。
赤ちゃんを自宅に迎える準備をしておく
退院後も、赤ちゃんを迎えて生活をスムーズにスタートできる準備と最終チェックを整えて。
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