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【医師監修】妊娠22週(妊娠6ヶ月:妊娠中期)

2020-04-23

妊娠22週の赤ちゃんの様子

おなかのなかでしゃっくりも
動いたり回転したりと大忙し

22週のエコー写真。おなかのなかで手足を動かしたり回転したりさまざまな動きをします画像提供:丸茂レディースクリニック

身長は約25~27cm、重さは約450~550gになりました。おなかのなかでキックしたり、くるりと回転したり、ときにはしゃっくりしたりするようすが見られます。

ほとんどの器官はよく発達してきましたが、例えば、体温調整機能など、おなかの外で生きていくのに必要な機能のいくつかは、未完成です。ゆっくりおなかのなかで育んであげたいものです。

心音は力強く、聴診器でも聴こえるほどになってきました。赤ちゃんの心臓はまだとても小さいのですが、大人の倍くらいの速さで鼓動し、血液はものすごい勢いで赤ちゃんの全身にかけめぐって栄養を送り届けています。へその緒も引き続き成長し、太くなっていきます。

監修医師

丸茂 元三先生

産婦人科医
丸茂レディースクリニック 院長

産婦人科専門医、超音波専門医。東京大学医学部附属病院産婦人科 助手等を経て、板橋中央総合病院産婦人科 医長ののち、2013年9月 丸茂レディースクリニック開設。

妊婦22週のママの体の変化とアドバイス

里帰り出産の予定だけど
産院に行くのはもっと後でいい?

里帰り出産をするかしないかはもう決まりましたか? 里帰り出産は、自分の育った環境で子育てできる安心感や、産後の育児・家事を実家でサポートしてもらいながら自分のからだを回復させられること、経産婦さんなら入院中に上の子もみてもらえることなどがメリットです。親との会話を通して精神的に安定した生活が送れることも。一方で、産前・産後とも長距離移動が大変だったり、夫が新生児期の育児に参加できなかったりというデメリットもあります。里帰りする期間についてはパパともよく話し合っておきましょう。

また、里帰りをする機会があれば、里帰り出産をする産院で一度健診を受けておきましょう。今通っている産院で紹介状を書いてもらうといいでしょう。せっかくのチャンスなので、入院中のスケジュールや入院のあいだに必要なもの、母乳指導の方針など、知りたいことをあらかじめまとめ、健診時に質問しましょう。

監修医師

海老根 真由美先生

産婦人科医
白金高輪海老根ウィメンズクリニック 院長

産婦人科専門医。2013年 産婦人科、婦人科、助産師の外来を中心とした白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開設。

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