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【医師監修】妊娠5週(妊娠2ヶ月:妊娠初期)

2020-04-22

妊娠5週の赤ちゃんの様子

脳や脊髄のもとになる部分、
主要な臓器もつくられ始める

赤ちゃんはまだ「胎児」とは呼ばれず、その前の段階の「胎芽」と呼ばれる時期で、「胎嚢」という袋に入っています。妊娠5週になると、超音波で子宮内膜の中に胎嚢が見えてきます。

からだになる部分では、「原始線条(げんしせんじょう)」という1本の溝が現れ、のちに脳や脊髄となる部分ができます。今週の終わり頃には「脊索(せきさく)」という背骨となるところや、心臓となる部分の原型が現れ始めます。まさに今、心臓や神経といった、生きていくために不可欠の大切な組織が形づくられている真最中なのです。

からだのなかでは、これから妊娠11週くらいまで、神経、呼吸器(気管や肺)、循環器(心臓や血管)、消化器(胃や腸)などの大切な臓器が急ピッチで形づくられていきます。間もなく心臓が動き始めようとしています。

監修医師

丸茂 元三先生

産婦人科医
丸茂レディースクリニック 院長

産婦人科専門医、超音波専門医。東京大学医学部附属病院産婦人科 助手等を経て、板橋中央総合病院産婦人科 医長ののち、2013年9月 丸茂レディースクリニック開設。

妊娠5週のママの体の変化とアドバイス

妊娠検査薬で陽性になったら
次にするべきことは…?

「月経が来ないな…」と思って1週間が過ぎた今週が、もしも妊娠が成立していれば妊娠5週です。

妊娠検査薬は自分で調べられる便利さがあるけれど、ひとつ注意したいのは、陽性か陰性かだけを調べるものであること。きちんと受精卵が子宮内に着床している正常妊娠かどうかはわからないので、陽性が出たら、必ず産婦人科を受診して。また、出血が見られる(不正出血)という人は何らかの異常があるかもしれないので、早めに受診しましょう。

産婦人科では尿検査のほか、超音波で子宮内の胎囊(赤ちゃんが入っている袋)を確認します。6週以降、子宮内の胎囊にある胎芽や胎児の心拍が確認できると、流産のリスクも少なくなり、安心です。排卵日のずれなどで週数が違い、まだ胎のうが小さくて確認できないケースも多いので、再診になっても慌てないで。

妊娠が確定するまでは不安と期待で複雑な気持ちですが、リラックスして待ちましょう。

監修医師

海老根 真由美先生

産婦人科医
白金高輪海老根ウィメンズクリニック 院長

産婦人科専門医。2013年 産婦人科、婦人科、助産師の外来を中心とした白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開設。

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