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【医師監修】妊娠18週(妊娠5ヶ月:妊娠中期)

2020-04-23

妊娠18週の赤ちゃんの様子

羊水のなかで活発に動く赤ちゃん。胎動を感じられる日はもうすぐ

18週のエコー写真。手、指、耳の形がはっきり見えます画像提供:丸茂レディースクリニック

頭からお尻までの長さ(頭殿長)は14~15cmに。 頭の大きさ(児頭大横径/BPD)は、約4cm になります。超音波検査で写真をもらったら、赤ちゃんの体重が印字されていることがあります。これは、赤ちゃんの頭とおなかと大腿骨の測定から計算した、おおまかな推定値です。およそ±10%ほど誤差があります。

赤ちゃんはおなかのなかで寝たり起きたりを繰り返し、起きているときは羊水のなかでよく動いています。5ヶ月の終わり頃には胎動を感じる人が増えてきます。はじめはポコポコ…と腸が動いているように感じる人が多いようです。

輪郭が出てきた外耳は、さらに耳らしく立ち上がってきます。聴覚機能ができてきて、外の音に反応するようになります。 きっとママの声も聴こえていますよ。

監修医師

丸茂 元三先生

産婦人科医
丸茂レディースクリニック 院長

産婦人科専門医、超音波専門医。東京大学医学部附属病院産婦人科 助手等を経て、板橋中央総合病院産婦人科 医長ののち、2013年9月 丸茂レディースクリニック開設。

妊婦18週のママの体の変化とアドバイス

「妊娠中は生ものは控えたほうがいい」と言われたけど、なぜ?

妊娠中に感染すると、胎盤を介しておなかの赤ちゃんに感染してしまったり、症状が重くなったりする病原体があり、そのために「妊娠中は生ものを控えましょう」と言われています。

胎盤を介しておなかの赤ちゃんに感染するのは、「トキソプラズマ」と「リステリア」です。トキソプラズマは、生肉、とくにユッケや馬刺し、生レバー、レアのステーキ、生ハム、ローストビーフなどを食べて感染する危険性が考えられます。一方リステリアは、主に輸入したナチュラルチーズなどの乳製品、生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品からの感染があります。

これらの病原体に感染すると、おなかの赤ちゃんにも感染し、先天性の病気となってしまうことがあります。そのため「生ものは控えましょう」とよく言われています。また、O-157などを始めとする病原性大腸菌なども、妊娠中に感染してしまうと症状が重くなることがあるので、食中毒にも十分に気を付けましょう。

監修医師

林 聡先生

産婦人科医
東京マザーズクリニック 院長

産婦人科専門医、臨床遺伝専門医、超音波専門医、周産期(母体・胎児)専門医。国立成育医療センター周産期診療部胎児診療科 医長ののち、2012年1月より 東京マザーズクリニック院長に就任。

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